2019.5.24 ヂヤンテイ君

真ん中に据えるものが分かると、コンテンツマーケティングが見えてくる

 

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

ある業務の依頼のために、
本日、取引のない会社に、
初めてコンタクトを取りました。

 

特殊な業務ではなく、依頼先は
ネットで探せばいくらでも
見つけることができるのですが、

 

なぜその企業を選んだのか。

 

それは、その企業の社長さんが、
ブログを更新しているからです。

 

半年ほど前に、ブログ経由で、
その企業に出会いました。

 

辿り着いた記事だけでなく、
他の記事も読み、

 

ブログページ以外のページも
閲覧し、会社の概要を知り、

 

依頼先の条件が合っていたため、
気になっていました。

 

私は会社の存在を地図で覚える
癖があり、

 

どのあたりに住所がある、
何の会社かで探すことができ、

 

本日、久しぶりにその会社のサイトに
アクセスし、問い合わせをした
ことになります。

 

ということは、
その会社のコーポレートサイトは、
問い合わせをさせる何かを持って
いたことになります。

 

先ほど、社長さんがブログを
更新していると書きましたが、

 

よく考えると、その会社の
コーポレートサイト全体を通して
信頼が構築されたのだと思います。

 

そのため、本日の結論は、
問い合わせがくるコーポレートサイトは、
サイト全体で信頼を構築する
ということです。

 

きっかけは、社長さんのブログでした。

 

調べていることがあった時に、
コンテンツを通して、
コーポレートサイトに導かれました。

 

ブログを更新することは、
コンテンツマーケティングに
必須な活動だと思います。

 

特に、B to B企業に適しています。

 

辿り着いたブログが、社長さんに
よるものであったことも、
信頼構築には大きな要素となりました。

 

コンテンツマーケティングのシステム
としてMAを導入しているところは、

 

自社の売りとなる情報に特化して、
情報発信をしています。

 

その中で、リードを獲得することを
最大の目的として、
情報発信をするからです。

 

詳しい情報を、資料請求とか
ホワイトペーパーでダウンロード
してもらうことで、リードを獲得します。

 

リードを獲得することが目的なので、
記事を書いている人が
外注のライターだったりすることも
あります。

 

そうすると、記事は参考にしても、
その会社に対する興味は抱かないのです。

 

だからこそ、会社のブログは、社長さんなり、
社員が書く必要があると思います。

 

また、本日問合せをした
会社のブログは、自社のサービスに
関連した情報以外に、

 

会社のことを知ってもらうための
記事も多くありました。

 

仮に、WEBマーケティングの会社
であれば、ブログの内容は、

 

WEBマーケティングに関連することに
集中することで、リードを集める
ことができると考えがちですが、

 

サービスに関連した情報は、
他にも調べれば、いくらでもあるので、

 

よほど独自の内容でない限りは、
ワンノブゼムになってしまいます。

 

しかし、会社のことも、あれこれと
記事になっているブログは、

 

会社の中の人の、
温もりが伝わってきます。

 

人間性を伝えないと、
ワンノブゼムから脱出できない
のだと思います。

 

ここまでがブログの内容について
ですが、

 

ブログだけでは問い合わせの
きっかけにはならないことが
よく分かりました。

 

本日、問い合わせをした会社の
コーポレートサイトは、

 

会社概要ページから、
その他のページまで、

 

会社のことがしっかり伝わるよう
内容が充実しています。

 

そこに書かれていることが、
ブログの内容と整合性があり、

 

ブログとその他のページ全体で、
訴求していることになります。

 

ブログページ以外だって
コンテツだということです。

 

そして、デザインですね。

 

トータルで、ブランディングと
いうことになります。

 

信頼が構築され、問い合わせにまで
至りましたので。

 

これで、思い出したのが、
この時の記事です。

 

 

PARCOの接客を真ん中に置いたオムニチャネル施策について

 

オムニチャネルの説明は省きますが、

 

PARCOでは、テナントスタッフの
接客を真ん中に置いた、
プラットフォームの構築を目指しています。

 

ブランディングというと、
あらゆるタッチポイントで、
デザインを統一したりするイメージですが、

 

真ん中に据えるものを決めて、
そこからブランディングを考えれば、

 

限られたものから、
改善していくことができます。

 

そして、先ほど見てきたように、
デザインはコンテツがあってこそ
だと思います。

 

WEBを通して、
問い合わせをもらいたいなら、

 

サービスだけでなく、会社のこと、
その中の人を知ってもらう必要があります。

 

新規開拓先で営業マンが仕事を
取るためには、

 

自分自身を信頼してもうらための
アピールも必要です。

 

WEBであっても、それは同じだと
思います。

 

ブログは信頼構築のためにあるので、
サービスのことばかりではなく、

 

会社のこと、会社の中の人が
伝わるものとする。

 

それが、B to B中小企業の
コンテツマーケティンだと
思いました。

 

当社ができているかと言えば、
まだできていません。

 

うすうすは気づいていたことでは
あるのですが。

 

自社サイトの反省の意味も込めて、
本日、他社に問い合わせをした
理由について考えてみました。

 

当社のサイトの改善、
どこからやれば良いか、
明確になりました。

 

真ん中に据えるものが分かったので。

 

御社のサイトはいかがでしょうか?