2013.9.3 ozawa

「企業サイトのメディア化」参考になるメディア化サイト7選!

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こんにちは。ヂヤンテイシステムサービス代表の小澤です。

 

9月になった途端に、秋を感じる年も以前にはありましたが、今年は9月に入ってもまだ暑いですね。そんな暑い中弊社は、9月に入ってこの会社案内ホームページをメディア化サイトとしてリニューアルしました。

 

この度、弊社が自社サイトをメディア化するにあたり、いくつかのメディア化サイトを参考にさせていただいたのですが、「メディア化している企業サイト」をまとめて紹介しているWEBページが見当たらなかったため、僭越ながらここでまとめて紹介をさせていただきます。

 

ここで紹介させていただくのは、ブログ形式の情報発信を主体とした企業メディア化サイトになります。

 

1.『in the loop』

企業サイトのメディア化という認識をもったのはつい最近のことなのですが、今思えば、あのサイトがそうだったのかと再認識させられるのが、ソーシャルメディアのコンサルタントで有名な株式会社ループス・コミュニケーションズさんです。

 

株式会社ループス・コミュニケーションズさんはかつて会社案内サイトのトップページに、各種資料、調査レポート等を記事やスライド資料として掲載していました。現在は独立したサイト『in the loop』として運営されているようですが、当時からその資料のレベルの高さに圧倒されていました。

 

社員の方々がそれぞれの得意分野から、ソーシャルメディアの国内外事例、各種統計などの調査資料を惜しげもなくWEB上で公表しています。

 

スライドを使ったレポートはよく参照させていただきましたが、中には100ページを超えるような資料もありました。普通の会社では営業ツールとして社外秘となるような資料です。

 

そんな貴重な資料をWEB上に公開してしまうことに驚きの気持ちでいっぱいでしたが、これこそがインバウンドマーケティングだったのだなと今さらながら痛感させられます。ソーシャルメディア系の企業様がやはり先端を行っていたのだと思います。

 

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『in the loop』
▲http://media.looops.net/

2.『株式会社LIG』

弊社が、自社ホームページをメディア化するきっかけとなったのが、株式会社LIGさんのメディア化サイトです。

 

2013年7月は月間150万PV(ページビュー)。訪問者数81万人。編集専門の部署を作りブログに力を入れていますが、あくまでもWEB制作が本業の会社のブログなのですから驚きです。

 

同じ東京都台東区の会社ということもあり、実は訪問させていただきました。会社案内サイトをメディア化したことで、十数名の社員が30名となり、これからも採用するという話を聞きかせてもらいました。わずか1年半の期間で、それだけの成功をしたということになります。

 

WEB制作に関するノウハウ記事が多い中、それ以外のおもしろ記事も人気で、話題になることも多く、企画力、プロモーション力のプレゼンテーションをブログでしているようでもあります。

 

このサイトで広告収入もあるというのでまさしくメディアですね。おもしろ系記事は、とても真似することができないと思いますが、情報発信をマガジンとしてエンターテイメントする方法論は、ぜひともと参考にさせていただきたいと思っています。

 

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『株式会社LIG』
▲http://liginc.co.jp/

3.『GaiaXソーシャルメディア ラボ』

先述の『in the loop』さんにも記事提供をしている株式会社ガイアックスさんの『GaiaXソーシャルメディア ラボ』は、企業による情報発信メディアとしては代表格のような存在なのかもしれません。

 

こちらも独立メディアとして運営しており、名称が示すように、ソーシャルメディア・マーケティングの研究機関としての情報発信をしています。

 

目次までつけ、大見出し、中見出し、小見出し、カコミ、強調など、書類(ファイル)作りをしっかりとし、見やすく読みやすくする工夫が説得力と信頼につながっていると思われます。

 

古い記事を探したらところ、何とライブドアのブログサービスを利用していたことが分かり更に驚いてしまいました。

 

サイトをカスタマイズする力量があり、コンテンツが充実していれば、外部サイトのドメインで運用しようが会社のドメインで運用しようがまったく関係ないということを理解させてもらうことができました。

 

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『GaiaXソーシャルメディア ラボ』
▲http://gaiax-socialmedialab.jp/

4.『INBOUND marketing blog』

株式会社ガイアックスさんのことを調べると、もう1つ重要なメディアを運営していることが分かります。それがこの『INBOUND marketing blog』です。

 

インバウンドマーケティングに成功した株式会社ガイアックスさんが、インバウンドマーケティングに特化したサービスサイトを運営しているようです。

 

「BtoB専門のWEB制作・インバウンドマーケティング支援」というキャッチがあるので、正に弊社が今必要とする情報が満載のブログであることが分かります。

 

サービス案内サイトとしっかり連動しているため、検索で記事ページに訪問した方が、お役立ち資料」ページから資料ダウロード→メールマガジン発行→セミナー参加という誘導もしやすいと思います。

 

サービス案内サイトのメディア化の良い例。インバウンドマーケティングの情報を知りたい方には必須のメディアではないでしょうか?

 

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『INBOUND marketing blog』
▲http://www.inboundmarketing.jp/blog/

5.『Find Job !スタートアップ』

弊社も求人広告を掲載したことがある転職サイト「Find Job !」。その「Find Job !」さんが今年はじめたスタートアップ向けのメディアが『Find Job !スタートアップ』です。

 

今年の5月に公開したメディアのため、親近感が湧きますが、何やら最初から充実したメディアだなと筆者について調べてみると、先述の『GaiaXソーシャルメディア ラボ』さんの編集・執筆を行っていた井出一誠さんが、このメディアの主宰者であることが分かりました。

 

1つ1つの記事の内容が濃く、見やすく読みやすいのは当然ながら『GaiaXソーシャルメディア ラボ』さん同様。記事のトップにくるメイン画像に記事のタイトルを入れてしまう方法も参考になります。

 

最近耳にするようになった「スタートアップ」という言葉。「ベンチャー」や「起業」という言葉との違いは、「スタートアップ」という言葉には、新しいビジネスモデルを開発するという意味も含まれているとのことでした。

 

確かにアイディアは素晴らしいけど、どうやって収益をだすのだろうという新しいWEBサービスがたくさんあります。古い考えを捨てるためにも、「スタートアップ」という動きに注目する必要があると考えています。

 

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『Find Job !スタートアップ』
▲http://www.find-job.net/startup/

6.『COMMTE』

「圧巻!」という言葉がぴったりだと思いますが、メディア化サイトを探してみた中で、記事の充実度で突出していたのが『COMMTE』さんでした。

 

1つの記事の目次だけ見てもらえば納得していだけると思います。長いものは1つの記事で小冊子ができてしまうのではないかと思われる程の記事になっています。

 

『COMMTE』というタイトルなので、COMMTEってどんな会社なのだろうと調べてみても見つからず、西田鉄平さんという方が個人で運営されているブログであることに気づいた時にも更に驚いてしまいました。

 

名前で検索しなければ西田さんの会社まで辿り着けませんでした。所属会社(株式会社ブラテックさん)のサイトの社員紹介ページで西田さんのプロフィールを見ると、趣味の欄に「ブログを書く」という表記がありました。

 

会社のホームページとしっかり連携させれば良いのにと考えてしまいますが、趣味でこれだけのものを運営しているのだからその必要もないのかもしれません。自ずと会社の仕事にフィードバックされているものと想像できます。

 

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『COMMTE』
▲http://commte.net/blog/

7.『visualthinking〜セカイヲマルクスル。』

聞きなれない言葉かと思いますが「インフォグラフィック」についての情報発信をするメディア化サイトが『visualthinking〜セカイヲマルクスル。』です。

 

「インフォグラフィック」とは、情報、データ、知識を出来るだけシンプルにして、視覚的に表現したものという説明があるのですが、我々の仕事も、画像や図、グラフ等を使ってできるだけ情報を分かりやすくするための工夫をしているという意味で「インフォグラフィック」に注目しています。

 

このメディアに掲載されているミッションには、以下のような言葉があります。

 

「ビジュアル」の力で社会のコミュニケーションを円滑にし、摩擦を減らすこと。

 

このメディアは、『たのしいインフォグラフィック入門』という本の著者である櫻田 潤さんという方が運営しているのですが、「インフォグラフィック」を様々な角度から知ることができます。

 

ビッグデータと言われるくらい情報過多の時代だからこそ、分かりやすい表現を求められるとも考えられます。「インフォグラフィック」が浸透し、社会のコミュニケーションが円滑となり、摩擦や軋轢が減る。この考えにとても共感を覚えます。

 

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『visualthinking〜セカイヲマルクスル。』
▲http://www.visualthinking.jp/

最後に

「メディア化している企業サイト」は、まだまだ探すことができ拝見させていただいたのですが、広い意味でWEB関連の企業様によるものがほとんどでした。そのため、異なるメディアなのに記事内容が似ているようなものも散見できました。

 

また特定の方一人ないし数名のチームによる運営メディアがほとんどでしたが、『株式会社LIG』さんのように社員が全員に近いかたちで記事を書いているサイトは少数派だと思います。毎日記事を更新しているのは『株式会社LIG』さんだけかもしれません。

 

WEBサイトを使ったプロモーション活動の情報が多いのは、WEBメディアだからとも言えますが、それだけその情報を求めている方がいることの証明になると思います。

 

弊社はDTPによる印刷物の制作をしてきた会社なので、WEB関連の情報を得意分野として記事にすることはできませんが、コンテンツを作る仕事、情報を整理して分りやすくする仕事は長らく携わってきました。軸足をそこに置くことで、企業・学校様のコミュニケーション活動に役立つ情報提供をしたいと考えています。

 

また、印刷物や印刷関連物の制作のみならず、そこから派生する様々な業務も含めて我々は取り組んできたという自負がありますので、弊社の場合は、できるだけ多くの社員が記事を書くことで、このメディアからヂヤンテイシステムサービスというものが滲みでるようなものとし、メディアとしての力つけていくことができたら良いなと考えています。

 

専門情報を発信していくということは、競合他社と差別化を図る活動であり、自社ブランドを確立していくための活動であるとも言えます。

 

組織に個性という言葉は適しませんが、組織の個性を絶え間なく伝えることで、社会とつながっていく可能性を見出す活動がメディア化なのではないかと考えています。