2018.10.29 ヂヤンテイ君

オウンドメディアは「Pay Forward (ペイ・フォワード)」「恩送り」マインドで行こう!

 

 

印刷・WEB・ITで
お客様の「伝えたい」をデザインする会社
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

昨日のこのブログで、
アウトプットの重要性を確認しました。

 

ブログを連日アップするようになり、
アウトプットの重要性を実感して
いた時に、

 

樺沢紫苑(著)
『学びを結果に変える アウトプット大全』
という本に出会い、

 

人生は、アウトプットで変わります。

 

「現実」はアウトプットでしか変わらない。

 

という言葉を見つけ、

 

ブログでアウトプットしていく
ことの意義を再確認しました。

 

そもそも、このGentie(ヂヤンテイ)ブログを
始めたきっかけは、

 

同じ東京都台東区にある株式会社LIGさんの
LIG BLOGです。

 

オウンドメディアとして、
最も有名なメディアとなっているため、
ご存知の方も多いと思います。

 

オウンドメディアのあるべき姿を
見せてもらった感激から、

 

2013年当時、LIGさんにおじゃままで
してしまいました。

 

そのLIGさんですが、
オウンメディアの運営について、
このような表現がありました。

 

自分たちが持つ技術や情報を社内で独占せず、みんなに共有しようという「Pay Forward」の精神で運営しています。

 

恥ずかしながら、「Pay Forward」
という言葉を知らなかったので、
調べてみました。

 

「Pay Forward」を日本語に直訳すると
「先に払う」となりますが、

 

人から受けた親切を、
受けた人は別の人に送る。

 

その送られた人も
さらに別のの人に送ることで、

 

親切が世の中をかけめぐり、
世の中を良くする運動のようです。

 

人から受けた親切を
その人に返す「Pay Back」だと、

 

2者間で、親切が途切れてしまうから、
別の人に送るという考え。

 

善意を広げていくこの運動、
2001年公開の映画
『ペイ・フォワード 可能の王国』
から生まれたようです。

 

LIGさんが、「Pay Forward」の精神で
オウンドメディアを運営している
ということは、

 

LIGさんが身につけた経験と知識を
社外の人に伝えることで、

 

世の中に善意の連鎖を広げ、
社会を良くしたいという
考えなのだと思います。

 

日本でもまったく同じ意味の
言葉があります。

 

それが「恩送り」

 

誰かから受けた恩を、
自分は別の人に送る。

 

送られた人がさらに別の人に送ることで、
「恩」が世の中をぐるぐる回る、

 

社会に正の連鎖が起きる。
という考え方。

 

江戸時代の書物の中に「恩送り」
という言葉は出てくるようで、
さすが日本ですね。

 

上司から食事を奢ってもらった人は、
今度は自分の部下に食事を奢ることで、
その部下も自分に部下ができたら
食事を奢るようになる。

 

よく考えたら、日本には定着している
感覚のようにも思えます。

 

「Pay Forward」も「恩送り」も、
送る側の善意は一方的なものではなく、

 

送る側も、送る行為をしたことで、
受け手側から、
何かしらを受けることになります。

 

ボランティアをされている人は
ボランティアをすることによって、
精神的な充足感を受けることができます。

 

今年脚光を浴びた
スーパーボランティアの尾畠春夫さんは、
社会に恩返しがしたいと、
ボランティアを始めたそうですが、

 

こうして考えると
尾畠さんは、恩送りをされています。

 

尾畠さんは
「ボランティアをさせてもらっている」
という精神で活動されているようで、

 

ボランティアをすることで、
尾畠さんも多くのものを
もらっているのだと思います。

 

送る側も、与えられるからこそ、
送るのだということです。

 

尾畠さんから送られた恩は、
きっと別のカタチになって
世の中を巡るはずです。

 

こういうことを日本では、
「情けは人の為ならず」
と言いますね。

 

情けをかけることは、人のために
ならないから、かけない方が良い。

 

こう間違って解釈されることもある
この言葉の、本来の意味はこうです。

 

情け(=親切)は、
いずれは巡り巡って
自分に良いことが返ってくる。

 

LIGさんのほとんどの仕事は、
ブログを通して入ってくると言います。

 

オウンドメディアは、
「Pay Forward (ペイ・フォワード)」
「恩送り」マインドで行こう!

 

と言いたくなりますよね。

 

当社が始めた頃と違い、
今ではWEB上に、
オウンドメディアが乱立状態です。

 

どこかの記事を読んだ方が、
またどこかのメディアで記事を書き伝える。

 

オウンドメディアが増えれば
増えるほど、正の連鎖が広がっていく。

 

そうなるためにも、
オウンドメディアで情報発信する
ということは、

 

「Pay Forward (ペイ・フォワード)」
「恩送り」なのだという考え方が
必要だということになります。

 

ブログを書くこと(アウトプット)、
オウンドメディアを運営していくこと。

 

毎日書くことに追い立てられ、
見失いそうになりかけていたものが
見えてきました。

 

オウンドメディアは、これからの企業に
とても重要になるという

オウンドメディアを始めた
当時の気持ちがますます強くなりました。

 

企業は、アウトプットで変わる。

 

企業は、オウンドメディアで変わる。

 

 

 

企業は、「Pay Forward (ペイ・フォワード)」
「恩送り」マインドで、
ブログを書いて、変えていきましょう!