2018.12.3 ヂヤンテイ君

インスタグラムのIGTVは、どこを目指すのか?

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

昨日は、YouTubeでも
ストーリーが始まったことを
紹介したのですが、

 

今日は、Instagramでも、
YouTubeのような動画投稿が
できるよになった話です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、
Instagramの新機能(アプリ)、
IGTVについてです。

 

Instagramで、動画投稿ができる
ようになったのが2013年。
もう5年も経ったのですね。

 

1分までの動画であれば、
通常の写真投稿のように、
動画投稿は元々できました。

 

Instagramのストーリーの
サービスが始まったのが2016年。

 

ストーリーに投稿できる動画は
最大で15秒。

 

そして、今年(2018年)の6月に
始った、IGTVでは最長60分までの
動画が投稿できます。

 

Instagramが本格的に動画投稿
サービスを始めたと理解して良い
と思います。

 

専用アプリをダウンロードとして
使ってみたのですが、

 

Instagramのアカウントがあれば、
それを引き継いでくれるので、
動画が視聴するまでに1分と
かかりませんでした。

 

YouTubeアプリと違い、
いきなり動画がスタートするので、
テレビ感覚です。

 

「TV」と名称に入っている所以ですね。

 

Instagramのアカウントを
引き継いでくれるため、

 

フォローしていた方の動画か、
関連の動画が表示されるようです。

 

あらためてフォロワーを探す
必要がなくとても楽でした。

 

というか、後から分かったのですが、

 

Instagramアプリのメニューに
テレビマークがあり、
それが、IGTVでした。

 

Instagramアプリで、視聴できるため、
アプリをダウンロードしない人も
多いようです。

 

昨日紹介した、YouTubeストーリーは、
チャンネル登録者数1万人以上の
クリエイターしか投稿できませんが、

 

IGTVは誰でも投稿が可能です。

 

通常フィードへの動画投稿と、
ストーリーへの動画投稿との違いは、
PCから動画投稿ができること。

 

IGTVはアプリには
撮影機能が無く、

 

PCから投稿が難しかった
インスタの投稿が、

 

IGTVではPCからの投稿を推奨
しているようです。

 

長尺動画であり、作り込んだ動画
をアップしてもらう狙いのようで、

 

これまでのお手軽動画投稿とは、
一線を画しているようなのです。

 

今後、インスタグラマーは
IGTVに進出するのでしょうか?

 

写真を加工するのと、
動画を編集するのでは大きな違いです。

 

ユーチューバーなら、IGTVに
簡単に投稿できるでしょうが、

 

ユーチューバー動画のようなコンテツを
IGTVでも楽しめる、
そういう方向性に行くのか疑問です。

 

WEB上の情報を集めると、
IGTVは縦型動画に
特化しているとあり、

 

確かにIGTVはストーリーのように
縦型動画が多いのですが、

 

私が視聴した限りでは、いくつか
横型動画もありました。

 

縦型動画なのに、わざわざ、小さく
横位置にした動画を掲載している方も
いました。

 

縦型動画でなければいけない
という訳ではないようです。

 

Instagramのストーリーは、
動画と静止画が混ざっているので、
静止画になると、意気消沈なのですが、

 

IGTVは、静止画がなく動画に
特化しているので、ストーリーを
見ているよりも楽しかったです。

 

フルスクリーンの完全に動画だけの、
縦型動画というのも、新しい
動画視聴体験だと感じたのですが、

 

昨日のYouTubeストーリーでも
触れましたが、縦型動画って、
どうなのよ?

 

という感覚もあります。

 

まだ慣れていないため、新鮮さと
違和感がない交ぜになっている
のかもしれません。

 

しかし、この縦型動画は、
ユーザー「没入体験」を創出する
と表現している情報もあり、

 

縦型動画と横型動画の違いを
しっかり分析する必要があるようです。

 

スマホに特化するために、
縦型動画にしただけでは
ないのかもしれませんね。

 

そういう意味でも今後、
IGTVがどんな体験を
させてくれるのか楽しみです。

 

仮に縦型動画のサービスになって
いくのであれば、

 

YouTubeのようなアーカイブ的な
動画は投稿されないでしょうし、

 

YouTubeを意識したサービスのように
見えて、YouTubeとは別の
レイヤーを目指しているのかもしれません。

 

まだ始まったばかりなので、
ユーザーとしては、正直に言うと、
YouTubeほど
楽しめるサービスではありません。

 

検索機能も、アカウントを検索できる
だけで、YouTubeのように、
任意のワードで検索できません。

 

YouTubeでもTiktok動画が見れる
ように、IGTVの人気動画を

 

YouTubeが飲み込んでしまう可能性
もあります。

 

IGTVを利用してみたのは、
当然ながら、

 

企業がマーケティングに利用する
流れが予想できるからです。

 

現在は広告がありませんが、
定着すれば、広告出稿が可能と
なるはずです。

 

広告がないということは、
企業アカウントで動画を投稿すれば

 

今なら、
宣伝になってしまう可能性もあり、

 

海外のメジャー企業はテストとして
既にIGTVに投稿をしている
ようでした。

 

Instagramが目を離せない存在
になりましたので、

 

Instagramの新たな方向性である
IGTVを本日は取り上げてみました。

 

最後に、Instagramの
IGTV紹介ページからの抜粋です。

 

映像メディアの利用傾向は時代につれて変わるものです。最近ではテレビ視聴が減る一方、デジタル動画の視聴が増えています。2021年までにはモバイルデータ総トラフィック量の78%が動画になるといいます。さらに、若年層はプロよりもアマチュアクリエイターが制作した動画をよく見ていることも分かっています。

 

みなさんは、どう考えますか?