2019.1.21 ozawa

フリースクールって何?基本的なことを調べてみました

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

当社の仕事、
比較的に、教育関係のものが
多い傾向にあります。

 

学校のみならず、企業であっても
なのですが。

 

制作物も教育関係のものに
携わることが多く、

 

自ずと教育関係の情報にも
敏感です。

 

しかしながら、
今回初めてフリースクールの
制作物を担当することになりました。

 

長らく教育関係の制作物に
携わらせていただいておりますが、

 

フリースクールに関しては
始めてのため、

 

フリースクールとは何?
というところから入ることに
なりました。

 

不登校の子供たちが通う
学校だということは知っています。

 

それでも、フリースクールとは何?
という初歩的な問いかけから、
アプローチし、

 

フリースクールに関わり、
パンフレット作りを進めていきます。

 

昨日、取材があったので、
少し調べてみたのですが、

 

調べているうちに、
フリースクールの存在を、
もっと世の中に知ってもらった方が
良いのではないか

 

そう思うようになりましたので、
本日はフリースクールの基本的な
紹介をさせていただきます。

 

まずは、フリースクールという
言葉が示すものです。

 

「フリー(free)」には、無料という
意味があるため、

 

アメリカでは、
授業料無償の公立小学校
という意味にもなるようです。

 

しかし、海外では主に、
公的な制度上の学校の枠組みを超え、

 

自由な教育活動を志向する
教育団体を指すようです。

 

オルタナティブ教育と言われる
教育理念に基づく学校として、
発展したグループと、

 

長期欠席の子どもの居場所
として発展したグループがあり、

 

日本では、主に、
長期欠席の子どもの居場所として
の学校を意味することが多い。

 

ということに、なっているようです。

 

若い頃、『ミュンヘンの小学生』
という子安 美知子さんの本を読み、
シュタイナー学校にとても興味を
持っていました。

 

このシュタイナー学校も
フリースクールであり、
日本にも学校法人、NPO法人として
存在しています。

 

この辺のことが分かり、
フリースクールに対する意識が
私は変わりました。

 

それでも、日本では、現状、
不登校の子供たちの受け皿、
長期欠席の子どもの居場所、

 

フリースクールは主にその
ような役割をもつ教育機関となります。

 

ここ何年かの間に、
テレビでもフリースクールの
ドキュメンタリー番組が
いくつかありました。

 

不登校の子供たちに真剣に向き合う
先生方の様子が紹介されていて、
とても好感を持ちました。

 

そして、今回、実際に現場に
触れる機会があったのですが、

 

子供たちの、習字や工作などの
作品のクォリティーが高く、
秘めたる才能を感じたのです。

 

興味があること、
好きなことに取り組むと、
とたんに才能を発揮する子どもたち
を見るにつけ、

 

不登校という言葉を
他の言葉にした方が良いのでは
ないかとも感じたのです。

 

フリースクールに通って
才能を発揮しているのですから。

 

そういう意味で、
不登校という言葉は使いたく
ないのですが、

 

現実を知るために、不登校に関する
文部科学省の調査結果を見ていきます。

 

文部科学省のサイトで、
この資料が見つからなかったため、

 

以下の記事ページから引用させて
もらいます。

D.Live:結局、不登校は増えているのか?―平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」から(2017.11.29)

 

 

 

不登校の児童生徒数の推移
となりますが、

 

中学生が一番多く、平成28年度は
103247人。

 

小学生が31151人で、この時点では、
中学生と小学生は増加傾向に
あります。

 

高校生に関しては減少傾向に
あるのが見て取れます。

 

もう1つ資料があるのですが、
これも文部科学省の調査結果
のよなのですが、

 

文部科学省のサイトで、
この資料が見つからなかったため、

 

以下の記事ページから引用させて
もらいます。

 

AERA dot.:子ども減っても不登校は過去最多「教室内ストレス」に親ができること(2018.10.28)

 

 

 

全児童生徒数は年々、
減少傾向にあるのにも
かかわらず、

 

不登校の児童生徒の割合が
増えていることが分かります。

 

2017年度速報値で過去最高を
更新したようです。

 

こうした状況から、
2016年12月に、

 

不登校児童生徒や夜間中学などを支援する通称「教育機会確保法」が
成立しています。

 

学校外での適切な
学習指導の重要性が指摘され、
子供たちの休養の必要性が
明記されました。

 

それまでは、学校復帰を
大前提としていたようです。

 

この法律の施行によって、
大転換したということですね。

 

不登校の児童生徒が通いやすい
民間のフリースクールなど、
学校以外の教育機会を確保する
そういう方針に変ったようです。

 

平成27年なので、少し古い調査
結果ですが、文部科学省のサイトに
このような資料がありました。

 

受け皿となる、
民間のフリースクールなどの
学校以外の教育期間の数です。

 


文部科学省:小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査(平成27年8月5日)

 

この時点で団体・施設数は319。

 

新しい情報だと500箇所という
数字も他の資料にありました。

 

大半がNPO法人の運営で、
学校法人として運営している
施設はごく僅かなことが分かります。

 

在籍者数の資料をみると
7,000人ほどなので、

 

団体・施設数が不足
していることも分かりました。

 

フリースクールのパンフレットを
制作する上で、知っておくべき
こととして、調べたことを
本日は紹介させていただきました。

 

考えていた以上に、
不登校の児童生徒が増えて
きていること。

 

それに対して、受け皿が
不足していることがよく
分かりました。

 

国も認めたことですし、
子供たちの個性を引き出す
教育機関として、

 

フリースクールが増え、
より充実した内容となっていく
ことを祈りつつ、

 

パンフレットの制作に取り組み
たいと思います。

 

私が見たフリースクールは
とても暖かく、充足した時間が
流れていました。

 

フリースクールに関しては、
また違う視点から
紹介したいと思っています。