2019.7.4 ヂヤンテイ君

今から始める採用マーケティング活動について

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

人手不足が、日本全体で深刻な問題と
なっている今、
企業の採用活動も変化を求められています。

 

今年、当社も大手求人サイトに掲載して
みて、ひしひしとそれを感じました。

 

それをきっかけに、採用活動について
考え直した結論がこれです。

 

採用×マーケティングが、重要になってくる。

 

求人サイトに掲載すれば良いという時代は終わる。

 

自社の採用力を強化することが、
営業力の強化につながるような、
企業活動が必要な時代になります。

 

本日、採用マーケティングについてです。

 

当社もそうでしたが、これまでの
採用活動は、大手求人サイトに掲載をし、
応募を待つしかありませんでした。

 

近頃は、求人サイトの中で、
スカウトやメールなど、企業からの
アプローチもできますが、

 

これだけの人手不足の時代、
求人サイト内で、いくら企業の方から
アプローチしても、

 

「のれんに腕押し」であることが、
実感として分かり、

 

大手求人サイトの中の文脈でしか、
活動できないことに限界を感じました。

 

そして、分かったのです。
自社の採用力を強化する必要があることを。

 

調べてみると、採用マーケティング
という言葉が躍っていました。

 

なるほど、採用活動にも、
マーケティングの考え方や手法を
取り入れる時代になったのだ、
そう感じました。

 

たとえば、3C分析。

 

Ccustomer 顧客・市場
Competitor 競合相手
Corporation 自社

 

顧客が、求職者で、競合相手は、
自社に興味を持つ求職者が、
興味をもつであろう企業。

 

求人情報を掲載する時に、
競合の求人情報を調べるなんて
やっていませんでした。

 

しかし、3C分析をだすまでもなく、
競合がいるのです。

 

ペルソナもそう。

 

採用したい一人を具体的に想定する
ことをしていませんでした。

 

イメージはできていても、
分析はしていませんでした。

 

転職市場の市場分析や、
中小企業であれば、ポジショニングも
重要となってきます。

 

認知して、興味を持ってもらい、
応募から、入社までの流れがあることは
明確なので、

 

5A理論や、AISASなどのフレームワーク
で分析してみる必要もあります。

 

これらのマーケティングの概念について
勉強している時間がないという場合は、

 

Indeedに求人案件をだしてみることを
おすすめします。

 

当社の経験だと、掲載してすぐに応募が
ありました。
しかし、無料掲載だとそこまで。

 

1日、1,000円や2,000円でも良いので、
有料広告を使ってみるのが良いと思います。

 

Indeedは、リスティング広告のように、
クリック単価も、1日の予算、
広告掲載期間も自社で決めて運用できます。

 

これらの条件を変えたり、
求人内容を変更するのも自由自在なので、

 

反応を見ながら、PDCAを回していくこと
ができます。

 

自社の採用力が試されることが
実感できるので、

 

Indeedの有料広告を試してみることを
おすすめいたします。

 

求職者からしても、これからは、
Indeedのようなロボット型検索エンジン
を利用する方向にシフトしていく
ことが予想できます。

 

今では、求人のためにWEB広告を
だす会社もあるようです。

 

WEB広告はターゲティング広告なので、
応募してほしいターゲットのもとで
表示させることができるからです。

 

オウンドメディアやSNSを使って
採用キャンペーンを行うようなことも
既にあると思います。

 

こうなると企業の採用活動そのものが、
WEBマーケティングであることが
分かります。

 

マーケティングの考え方が必要だと
言うよりも、

 

WEBマーケティングであると考える
べきなのでしょう。

 

企業から積極的に求職者に連絡を取る
ダイレクトリクルーティングを
サポートするサービスもありますが、

 

継続的な活動にはならず、
自社の採用力を向上させることを
念頭に活動していくべきだと思います。

 

商品やサービスを売る場合も、
商品やサービスだけが優れていれば良い
時代ではありません。

 

それを売る企業のストーリーや
ブランドに対する共感があって、
認めてもらうことができる時代です。

 

採用も同じであるということです。

 

採用力をアップさせることは、
営業力をアップさせることと、
ある意味同じなのだと思います。

 

今後、ますます、採用活動が企業に
とって課題になっていくと思います。

 

今から、
採用マーケティングに取り組みましょう!