2019.6.4 ozawa

マーケティングの歴史を辿ってみました【26】ユーザー・エクスペリエンス(UX)

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

本日は、先週の続き、
マーケティングの歴史です。

 

マーケティング概念が始まったところから
ずっと辿ってきて、
マーケティング4.0の時代まできました。

 

本日も2010年代の、
マーケティング4.0の時代に登場した、
マーケティング概念を
見ていきたいと思います。

 

本日は、
ユーザー・エクスペリエンス(UX)です。

 

UIと一緒に語られるのが、
ユーザー ・インターフェイス(UI)ですね。

 

UI/UXを考慮したサイト設計などという
話が聞かれるようになったのは、
ここ10年以内でしょう。

 

UXを調べてみると、日本では、
WEBサービスだけではなく、

 

様々な物事やサービスの体験全般を
指すようなのですが、

 

欧米では、スマートフォンアプリや
Webなどのデジタルサービスに
限定された体験のみで、
使われているようです。

 

個人的には、後者のイメージが
強かったです。

 

マーケティングの歴史の中の
位置づけとすると、

 

UI/UXは、スマートフォンアプリや
Webなどのデジタルサービスに限定で
良いのではないかと思います。

 

インターネットが始まり、
ホームページと言われたWEBサイトは、
どんどん進化してきました。

 

WEBデザインという意味では、
初期の頃のWEBサイトは、
デザインと呼べないようなものも多く、

 

回線スピードが遅かったという
制限もあり、現在のような
自由がきかない状態でした。

 

制限が少なくなると並行して、
WEBサイトは閲覧だけのものではなく、

 

行動につなげるための機能性を
求められるようになっていった。

 

スマートフォンの登場によって、
その傾向は加速したと思います。

 

そこで重視されたのが、ユーザーと
WEBサイトの接触面であるUI。

 

ボタンを押してもらう率をアップ
するには、どんなフォントで
どんなデザインにすれば良いのか、

 

そういうことを考慮しながら、
デザインするようになっていった。

 

さらには、UIを通してユーザーが
抱く感情、

 

使いやすい、使いにくい、快適、
不快といった体験にこだわる
必要ができた。

 

これが、UXですね。

 

使い勝手が悪く、不愉快な思いを
するサイトから、ユーザーは簡単に
離脱してしまいます。

 

個人的には、初めて購入した時の
iPhoneの体験で、UXという概念に
出会った気がしています。

 

それまでだって、携帯電話が、
インターネットにつながっていたし、

 

Palm OSのデバイスを身近で
持っている人もいました。

 

しかし、iPhoneのあのデザインで、
あの体験は、iPhoneでしか
成し得なかった。

 

iPhoneを購入してから、
半年間くらいは、興奮さめやらず、

 

周りの人に、iPhoneの体験を話し、
iPhone購入を薦めていました。

 

これこそが、UXにおける
マーケティングの位置づけです。

 

使い勝手が良く、便利なアプリが
登場したら、SNSで拡散されるでしょう。

 

コンテンツマーケティングも
重要なのは実はUX。

 

情報がためになった、
視点が面白いから、他の記事も読んでみたい、
他の記事を探すのが楽、

 

など、ユーザーの価値観を追及し、
UXを改善していくことで、
成果につながるということです。

 

このブログでも、以前集中的に
取り上げた、

 

カスタマー・エクスペリエンス(CX)が、
現在注目を浴びています。

 

顧客とのあらゆるタッチポイントで、
顧客との関係を良好なものにしようと
という取り組みです。

 

UXはCXの中の一環であると
考えても良いと思いますが、

 

UXやCXが問いかけるものは、
値段や、商品・サービスの質だけでは、
選ばれないということ。

 

逆に言えば、UXやCXの向上で、
LTV(顧客生涯価値)の向上につながる
ということです。

 

新しい考え方のようで、
これは、営業の基本なのではないかとも
思います。

 

と、書きつつ、最後に面白い記事を
紹介します。

 

WEB担当者Forum:UX最優先がベストなマーケティングとは限らない/SEO土居氏×UX枌谷氏(前編)(2017.7.11)

 

 

UX最優先がベストな
マーケティングとは限らないという話。

 

また、UXが注目されるようになった
背景について、このような表記が
ありました。

 

「これまでのWebサイトは、ユーザーよりも企業側の都合やエゴを優先したコンテンツが主流でした。しかし、歪みが生じてきた。だから、ユーザーのことを考えて、UXから設計し直そう」という風潮になり、UXという考え方が広まって来たと思っています。

 

WEBサイトの構築の歴史の中にも、
マーケティング1.0から2.0への
変遷があったようです。

 

そして、短期間で、
マーケティング4.0にまで
駆け上ってきたのでしょう。

 

次回も、マーケティング4.0の時代に
登場した、マーケティング概念を
見ていきたいと思います。