2019.2.20 ヂヤンテイ君

スマホの使い過ぎによる「脳過労」を意識しよう!

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

昨晩のNHK「クローズアップ現代+」
ご覧になりましたか?

 

スマホの使い過ぎで、
もの忘れがひどくなる。

 

意欲も低下する「脳過労」が
増えているという話でした。

 

以前、人間の脳細胞は数%とか10%しか
使われていない、
そんな話を聞いたことがあります。

 

脳の可能性を無駄にしているのだから、
もっと情報を詰め込み、処理ができる。

 

そんな話だったと思います。

 

しかし、昨晩の「脳過労」の話があったので、
人間の脳細胞の、その話について
あらためて調べてみたところ、

 

なんと、既に否定されていました。
都市伝説扱いにもなっていました。

 

これももしかたしら、スマホからの
つまみ食いで入ってきた
情報だったのかもしれません。

 

情報を詰め込み過ぎると、
逆に、もの忘れになる。

 

これは意外な話ながら、
納得できるなとも感じつつ、
この番組を観ました。

 

「クローズアップ現代+」の話に
戻ります。

 

岐阜県のもの忘れ外来
「おくむらメモリークリニック」では、

 

高齢者の患者がほとんどだったところ、
5年ほど前から、30代から50代の
働き盛りの患者が全体の4割を占める
ようになったそうです。

 

30代から50代の方が、
アルツハイマー型認知症ではないか、
と心配して来院されるようなのですが、

 

患者さんに聞き取りをすると、
トイレやベッドの中でも
肌身離さずスマホを持っている

 

スマホのヘビーユーザーであった
という共通点が見られたそうなのです。

 

脳に入ってくる情報は、
前頭前野で処理され、

 

脳の情報処理には
以下の3つの段階があるそうです。

 

1.浅く考える機能(ワーキングメモリー)
2.深く考える機能(熟考機能)
3.デフォルトモードネットワーク(ぼんやり考える機能)

 

ぼんやりすべき時に
スマホを使いすぎると、

 

情報が整理されず、脳にゴミを
ためているような状態になり、

 

入力(覚えること)や
出力(話すことなど)に
悪影響が及ぶとのことでした。

 

個人的には、スマホを忘れても平気で
いられるくらい、スマホを使っていない
つもりですが、

 

(実際に、昨日、スマホを忘れました)

 

入力(覚えること)や
出力(話すことなど)に
悪影響が及ぶと言われてしまったら、

 

身に覚えがないことではないため、
ちょっと怖いなと思いました。

 

現在、多くの医師や研究者が
スマホによる脳過労に
警鐘を鳴らしているそうです。

 

オーバーフロー脳
デジタル認知症
こんな表現もされていました。

 

昨日、ちょうどZ世代の資料を
読んでいました。

 

Z世代は、
10代の頃からスマホを使っている、
スマホネイティブ世代です。

 

スマホによるネット利用時間は
10代、20代が最も多く、

 

スマホの使い過ぎによる若者の
「脳過労」が心配になってきました。

 

普段なら、マーケティング視点で、
こういう資料を読んでいます。

 

若者をターゲットにするのなら、
やはり、スマホでありSNSだ
という観点になるのですが、

 

昨晩は、若者のスマホ依存は
まずいのではないかと、
心配になりました。

 

ながらスマホは、
マルチタスクになりがち。
そうですよね。

 

しかし、脳はマルチタスクが苦手
なんだそうです。

 

スマホによって脳にストレスが
たまっていく、

 

それが、脳過労の原因だと
考えられているようです。

 

中学生の学力とスマホの利用時間
の関係を調べたところ、

 

スマホ利用の時間が長ければ長いほど
平均点が下がったそう。

 

この後、この番組は、
武田真一キャスターが
スマホ依存から脱却するために、

 

「デジタルデトックス」を体験する
内容になりましした。

 

かなり前から、こういう話はありましたね。

 

ホテルでスマホを預かってもらい、
ネットから切り離した生活をすることで、
ストレスを軽減する方法。

 

ホテルでやることがないため、
戸外で薪割りしたり、
たき火をしたりするシーンとなり、

 

脳を使わず、無心で身体を
動かしたり、
炎のような揺らぎの状態を見ることが、

 

デフォルト・モード・ネットワークを
作動しやすくする
というコメントがありました。

 

たき火といわず、炎をぼんやり
眺めるって良いのですよね。

 

ろうそくでも良いかもしれません。

 

人間には、
デフォルトモードネットワーク、
すなわち、ぼんやり考えること、

 

ぼっーとする時間も大事な時間だ
ということです。

 

スマホの情報は、正しいものもあるが、
間違った情報も多い。

 

それを判断するために、また調べて
情報をインプットする。

 

それが、脳には必要以上の
負荷をかけるようなのです。

 

そう考えると、インターネット広告は
ますますユーザーが必要とするもの
だけが届くようになった方が
良いのではないかと思いました。

 

スマホに限らず、PCで様々な情報に
触れることも、同じだろうなと思います。

 

PCからのインプットながら、
連日ブログを始めてから、
情報の摂取量が増えています。

 

しかし、ブロブの場合、インプットの
後にアウトプットするため、
バランスが取れるのかもしれません。

 

それでも、ブログをアップすると、
脳が疲れていたことを、
何となく自覚します。

 

番組では、スマホを使うな、という
訳ではなく、スマホに使われるのが
良くないという結論でした。

 

スマホと、少し距離を置いた
生活にした方が良いようです。

 

そして、このことを忘れずに。

 

脳の情報処理には
以下の3つの段階がある。

 

1.浅く考える機能(ワーキングメモリー)
2.深く考える機能(熟考機能)
3.デフォルトモードネットワーク(ぼんやり考える機能)

 

ブログで論旨に詰まった時に、
トイレに行くと、情報が整理される
ことがよくあります。

 

ぼんやり考える時間を埋めてまで
情報を入手する必要はない
ということになります。

 

スマホとは切ってもきれない現代人。
意識しましょうね!