2018.12.25 ozawa

インターネット広告の歴史を辿ってみました 【10】3PAS(第三者配信)のメリット

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

本日は、
インターネット広告の歴史に
戻ります。

 

前回は、DSPとSSPの登場と同じ
2011年頃に登場した
「3PAS(第三者配信)」に
ついてでした。

 

広告主が利用するDSPなどの、
プログロマティック広告以外のもの、

 

ディスプレイ広告も含め、
リスティング広告、純広告、アフィリエイト広告、
広告以外でもSEO対策などを

 

横断し管理・効果測定したいという
ニーズに応えたのが、3PAS(第三者配信)
でした。

 

媒体に直接配信せず、
アドネットワークやDSPを利用することも
第三者による広告配信ですが、

 

3PAS(第三者配信)は、
複数の媒体の広告を一括管理し
配信・効果測定を行う
アドサーバーであり、

 

サーバー自体のことを指すようで、

 

広い意味での第三者配信と
区別するために、
3PASと呼ぶようです。

 

アドネットワークや
アドエクスチェンジこそ、

 

複数の媒体の広告を一括管理し
配信・効果測定を行う
アドサーバーですが、

 

リスティング広告、純広告、アフィリエイト広告、
広告以外でもSEO対策などまでを

 

横断的に管理できるところが
違いのようなのです。

 

3PASには、広告の買い付け機能や、
最適化された広告を配信する機能は
ありません。

 

その代わり、3つの大きな
メリットがあります。

 

 

1.リッチメディア配信

今では、WEBページで動画広告を
目にすることは日常となりましたが、
DSPでは配信できなかった。

 

そんな中、3PASを使うことで、
いわゆるリッチメディア配信
できるようになった
ということのようです。

 

確かに、WEBの動画広告って、
目にするようになったのは、
ここ5・6年だったかもしれません。

 

通信速度がアップしただけでなく、
3PASの存在があったのですね。

 

動画広告によって、
ブランディング目的でWEB広告が
利用ができるようになったそうです。

 

そう言われてみれば、WEB広告って、
クリックされることが目的の
イメージがありますね。

 

今でこそ、SNSを見ても
動画広告ですが、

 

テレビCMのようなことが
それまではできなかった
ということですね。

 

もう1つ、リッチメディア配信として、
インタラクティブ広告
配信できるようになったそうです。

 

インタラクティブ広告は、
広告の中でゲームができたり、
アンケートができたり、

 

ユーザーが能動的に参加できる
広告のことです。

 

インタラクティブ広告だけで、
何本も記事が書けそうなくらい、
調べてみるとおもしろそう
なのですが、

 

ここでは、
このくらいにしておきます。

 

それにしも、今ではよくみる
こうした動きがある広告は、
3PASのおかげだったようです。

 

 

2.シーケンス配信

次に、一人のターゲットに対し、
広告表示回数をコントロールし、
広告クリエイティブ段階的に
切り替えて配信するシーケンス配信です。

 

一人のユーザーに対して、
広告の表示回数を管理できる
配信機能のようです。

 

このような機能のことを、
フリークエンシー
コントロールするというようなのですが、

 

フリークエンシーとは、
ユーザーが広告に接触した回数のことです。

 

ユーザーに同じ広告ばかり
配信すると、嫌悪感を抱かれる
かもしれないため、
1日1回、8時間に1回にする。

 

表示回数のコントロール
のみならず、

 

集中的にブランド認知の広告を表示し、
認知率がアップしたところで、

 

購買に結びつけるための広告を
表示させるなど、

 

クリエイティブの管理も
できるようです。

 

広告表示頻度までコントロール
されていたのですね。

 

 

3.メディアを横断した効果測定

複数のメディアを横断した効果測定
ができることが大きなメリット。

 

横断的に効果測定ができる
ということは、

 

コンバージョン(CV)に貢献した媒体と、
コンバージョン(CV)のための
コストを把握できるということで、

 

このように複数の広告媒体を横断して、
コンバージョン(CV)の貢献度を

 

正当に評価する分析手法を
アトリビューション分析
と呼ぶようです。

 

正当にというのは、
コンバージョン(CV)の貢献度を
全て同じ基準で評価できる
ということ。

 

3PASの登場が、
アトリビューション分析を可能とした
ということになります。

 

 

 

3PAS(第三者配信)は、
サーバーそのもの話である
ということが、

 

徐々に理解できるように
なってきました。

 

3PAS(第三者配信)の
インターネット広告の中の位置づけも、
前回よりも明確になってきました。

 

さらに理解するために、
アトリビューション分析について、
もう少し詳しく見ていく必要が
あるようです。

 

続きをまた書かせていただきます。