2018.11.26 ozawa

最近の10~20代の「情報引き寄せ」行動を振り返りました。

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

昨日まで、
「ネット広告が嫌われている」
ということで、

 

広告をブロックする、
または広告を非表示にする
ことについて、

 

具体的な行動を
調べてきたのですが、

 

調べているうちに、
以前書かせていただいた
この記事が気になりだしました。

 

最近の10~20代は検索しない、「情報引き寄せ」行動とは?

 

これを書いた時は、話の核心に
あたる部分のみ重要視していて、

 

「情報引き寄せ」行動を
分かったつもりでいました。

 

しかし、昨日書きましが、
「情報引き寄せ」行動の1つが、
広告を非表示にすることであり、

 

それも知らずにいたことから、
「情報引き寄せ」行動について
再度確認してみようと感じたのです。

 

この記事は、今年の8月に開催された
「プロモーションフォーラム2018」
において、

 

博報堂DYメディアパートナーズの
担当者が行った講演をレポートした
記事を基にさせてもらいました。

 

博報堂がどんな調査をしたのか、
興味がでてきたため、

 

調べてみたところ、
この資料がありました。

 

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社博報堂、D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社:スマホ・ネイティブの新行動 「情報引き寄せ」(2018.7.10)

 

 

スマホ・ネイティブ世代は、
スマホの機能を上手に利用し、

 

興味のある情報が、
いつでも手元にあるように、

 

情報を引き寄せている
という報告で、

 

とりあえず「ためる」
自然に「たまるようにする」

 

このような行動が、
若年の特に若い女性層を中心に
生まれているとあります。

 

それぞれ、具体的にどんな行動なのか、
実施率と合わせてレポートがあります。

 

 

とりあえず「ためる」

1.欲しいものや行きたい場所、ちょっといいなと思ったものは、とりあえずスクリーンショットやメモで保存することがある
2.テレビは、録りためた番組や、定額制動画配信サービスの中から見るものを選ぶことが増えた
3.新聞や雑誌の記事、ポスターなど、ちょっと気になったものはスマートフォンで写真をとってとりあえず保存することがある
4.SNSで気になる情報や画像があると、とりあえずその投稿を保存しておくことがある
5.Twitterで気になるツイートがあると、とりあえず「いいね」しておいて、後から見ることがある

 

15~29歳の方で、
実施率が高いのはともに「1.」
のようです。

 

女性に限っては、7割弱の方が
この行動をしています。

 

確かに、「スクショ」とか略して
呼んでいますね。

 

次に実施率が高いのはともに「4.」。
その次が「5.」なので、

 

スマートフォンから受け取る情報の多さ、
流れる情報の速さ対策として、
ためている行動が想像できます。

 

次に、
自然に「たまるようにする」
行動はどんなものか見ていきます。

 

 

自然に「たまるようにする」

6.SNSで、興味のない情報が多いアカウントは「非表示」や「通知設定をオフ」、「興味なし」で見えないようにする
7.SNSで同じ趣味の人が集まる情報交換グループから、自分によさそうな情報を知ることがある
8.動画サイトで面白い動画を見たら、とりあえずそのチャンネルを登録しておくことがある
9.SNSで、ちょっといいなと思った「企業や公式のアカウント」は、気軽にフォローしている
10.今いる場所のおすすめ情報が集まってくるように、アプリの位置情報をオンにすることがある
11.テレビは、タレントやジャンルなどのキーワードで「自動録画」することがある
12.Instagramで、好きなものをたくさん「いいね」して、関連した画像が自然に集まってくるようにしたことがある

 

こちらも、15~29歳の方の
実施率を見ていきますが、
一番高いのはともに「6.」。

 

ここでは、アカウントに対する拒否
行動となっていますが、

 

昨日、このブログで取り上げた、
広告の非表示も含まれるでしょうから、

 

予想したように
実施率が高かったことになります。

 

次に高いのは、なんと「9.」。
「企業や公式のアカウント」
でもフォローしてくれる人が
一定の割合でいるようです。

 

意外だったのが「12.」。
男性12.9%、女性19.7%で
予想外にに低い。

 

これについては、以前基にさせて
いただいた記事の中で、

 

このデータには、Instagramを
やっていない人も含まれているため、
対象者を絞れば上がるとありました。

 

「いいね」することも、情報が集まる
ようにする行動だと思いますが、

 

お付き合いと、情報収集とは
別なのかもしれません。

 

もう1つ気になったのが「10.」。
男性23.0%、女性13.5%なので、
位置情報をオンにする人が少ない。

 

アプリにも寄るのでしょうし、
電池の消耗を防ぐ目的もある
のかもしれません。

 

または、できるだけ個人情報は
提供せずに、
自分で情報をコントロールしたい
ということなのかもしれません。

 

このレポート、とても興味深い
ものではあるのですが、

 

ハッシュタグ検索が行動として
想定されていないことが残念でした。

 

Instagramでは、ハッシュタグ自体を
フォローできる機能まであるのに、

 

今の時代に、ハッシュタグを
取り上げていなければ、十分な
調査と言えないかもしれません。

 

ハッシュタグ検索も
情報が「たまるようにする」
行動の1つでしょうし、

 

どれくらいの実施率なのか、
知りたかったところです。

 

また、広告をブロックしたり、
非表示にする行動についても、

 

独立した項目として、
数字が欲しかったです。

 

こうやって、分かってくると、
徐々に、そんなに特別な行動では
ないなと思えるようになりました。

 

情報が氾濫しているから、
自分のスマホは、できるだけ、
自分の興味関心だけにしておきたい。

 

そういう心理を満たすために、
スマホとアプリの機能を駆使している
ということになると思います。

 

スマホ・ネイティブ世代で
あれば、それを自在に操る
ということでしょう。

 

若い人は、情報を引き寄せるために、
せっせと、スマホの環境を
改善しているということで、

 

以前紹介した記事には
こうありました。

 

商品やコンテンツは、情報として選択される前に、情報が引き寄せられていないと商品が選ばれないという時代に来ている。つまり情報コンテンツは「選択前に選択」されている。企業はこの新たな情報行動に、どう対処したらいいのだろうか?

 

 

これを検討することが
重要ですね。

 

明日、この続きを書かせて
もらいます。