メールマガジン

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━━ Education Magazine Vol.7 ━━━━━━━━━━━━ 2007.11.30発行 ━━
Gentie System Service School Division
https://www.gentie.com/school/
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◆宛名ラベルシール・メール便シール対策
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一枚ものDMの場合、封入せず送ることができるため、資料請求者の手元に届き、必ず目にしてもらうことができるというメリットがあります。我々は「ハダカで送る」と呼ぶのですが、2つ折や3つ折など、折加工をした一枚ものDMも、最近はハダカで送ることができます。

メール便に限ったことになりますが、現場の方の話を聞くと、本来折り加工のあるものは封入して送りたいようなのですが、お客様の要望から認めているということでした。ある学校でも、郵便からメール便に切り替えた時のきっかけが、この折加工のあるDMでした。発送会社が折加工のある郵便で送るDMを、当然のように透明ビニール封筒に入れてしまうため、郵便はやめてメール便に切り替えたと聞きました。

ハダカで送るDMは開封の必要がなく、必ず目に触れるというメリットがあるため、折加工があっても封入して送りたくありません。以前はお客様と相談して、A4の8ページDMまで、圧着加工をして、ハダカで送ることに拘ったことがあります。圧着加工は基本50円・80円で送る郵便物の場合、今でも有効です。同じ郵送料で情報量を多く送ることができます。

ハダカで送るDMにもデメリットがあります。それは、DMに直接、宛名ラベルシールや、メール便シールが貼られてしまうことです。せっかくのデザインが損なわれるばかりか、宛名ラベルシールやメール便シールが貼られていることによって、DMであることの存在感が強調され、見なくても良いものという感情を誘発させてしまいます。手書きの文字で送られてきた手紙とは差がでてしまいます。

この話しをしたら、宛名ラベルシールの文字をカラーインクにして、フォントを工夫していた学校もありました。それも1つの工夫だと思います。以前、郵便物は、宛名面の半分は郵便のマークや宛名用のスペースにしなければならず、上半分が白で、下半分だけに印刷されているDMがほとんどでした。上半分の宛名用スペースに郵便マークと宛名ラベルシールがあるだけで、どれも同じイメージに見えたものです。

現在、郵便物は郵便マークの位置に指定(縦にした時の左肩)がありますが、宛名ラベルシールの位置は自由です。宛名が明記されていることが分かれば良いという話を聞いたことがあります。メール便もメール便シールと宛名ラベルシールを貼る位置に指定はありません。制作の時点で、できるだけDMのデザイン・機能を損なわない場所に、それぞれのシールを貼る場所を想定して作って良いということになります。

そのため、弊社が作らせていただくDMの場合、メール便シールや宛名ラベルシールを様々な位置に貼るものがあります。少しでもメール便シールや宛名ラベルシールが貼られていることの抵抗感を減らすためです。

郵便の場合は、料金別納や料金後納、ゆうメール(冊子小包)などの表記が宛名情報の他に必要です。しかし、メール便の場合は、宛名ラベルシールの中にメール便の表記、バーコードまで印字して集約してしまうことができます。宛名ラベルシール1つを貼るだけで良いということになります。特に派手な色がついたメール便のシール場合、宛名面のデザインを損なうことが多く、宛名ラベルシールだけで全ての情報が入るのなら、スペースのことも含めて、宛名ラベルに集約した方がすっきりします。

しかし、宛名ラベルにメール便送付に必要な表記全てを印字するためには、担当する発送会社に宛先のデータを支給する必要があります。個人情報の問題があり、宛先のデータを支給できないという場合は、メール便のシールやバーコードシールを別途貼る必要があります。

見映えのことだけを考えて、最も宛名ラベルシールの抵抗感を減らす方法は、メール便送付に必要な表記を宛名ラベルシールに印字して貼るのではなく、DMに直接印字してしまうことです。メール便や郵便のマークもなく、宛名ラベルシールもないDMを初めて見た時はとても驚いたものです。全ての発送会社で対応可能なのかどうか不明なのですが、手でシールを貼るよりもDMに直接印字した方がコスト面でも割安になります。

弊社がマークやシールに拘るのは、DMを発送したらできるだけ多くの方に手にしてもらいたいからです。マークやシールに対する意識と工夫で、1人でも多くDMを手にしてもらうことができるのであれば、積極的に対応した方が良いと考えDMを作らせていただいております。
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