メールマガジン

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━ Education Magazine Vol.14 ━━━━━━━━━━━━ 2008.3.7発行 ━
Gentie System Service Education Division
https://www.gentie.com/school/
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◆郵便料金80円の定形サイズのDMはなくならない?
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このメールマガジンVol.3は、「郵便料金80円の定形サイズのDMがなくなる?」というタイトルです。郵便料金80円の定形サイズのDMは、メール便の台頭により、サイズ制限の意味がなくなるのではないかという話しを書きました。

A4サイズでも80円以下でDMを発送できるようになった今、郵便料金80円の定形サイズのサイズ制限に合わせる必要がなく、様々なカタチにして、目を惹くDMにした方が良いのではないかという見解でした。

実際、弊社のスクールDM調査結果の中、DMのサイズ、発送方法の報告を見てもA4サイズでメール便利用のスクールDMが増えていることが分かります。A4サイズは、以前であれば、定形外郵便で送る郵便であり基本1通130円でした。10年ほど前に料金体系が若干変わり安くなりましたが、それでも1通120円の郵便料金がかかるDMサイズです。

A4サイズが増えてきたのは、メール便がA4を基準にしていることと、印刷効率が良いことによると思います。また、DMは緊急で仕事が発生することも多く、制作し易いA4に落ち着いてしまうことも想像できます。

A4のスクールDMが増えれば、郵便の定型サイズをせっかく避けても、どこも同じお決まりサイズのDMが受け手からすると届くことになり、少しもでも届けるDMの印象を変えて、捨てられないものにする希望があるのであれば、A4以外のカタチにして送ることをお勧めしております。

弊社がDMのカタチに拘り、提案項目の1つにしている理由がそこにあります。やたらとお金をかけなくても、ちょっとした工夫で、印刷効率も良く、眼を惹くスクールDMを作ることができます。同じ送料がかかるのであれば、毎回カタチを変えて目を惹くものを作った方が、反応が良くなると考えています。

しかし、郵便料金80円の定形サイズにすることによって、料金が下がるメール便があることが分かりました。さらに、ハガキサイズであっても料金が下がり、郵便の料金体系をそのままメール便にも対応させているという話しを聞きました。

東京23区宛てに限定すると、郵便ハガキサイズが30円台。通常80円の定型郵便サイズが40円台という破格の送料が実現されているとのことです。A4サイズのメール便だとしても55円(東京23区宛)。発送のための区分けなどの代行費用も5円しかかからないため、A4サイズを総コスト60円で送ることができるメール便です。

大手運送会社とは別に、1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)に独自の配送ネットワークが出来上がっています。大手運送会社とは違うメール便サービスは、ほとんどが、その配送ネットワークを利用し、カバーできない地区を大手運送会社の便で補うという方法を取っているそうです。

独自の配送ネットワークの末端で配送されている方は、契約で雇われている方で、大手運送会社のように、社員が配送しないため、コストを下げることができると聞きました。

DMで最後に問題になるのが、到着率のことです。いくら安くても、戻ってくるDMが多くてはせっかく集めたリストが無駄になります。上記の会社のメール便は、発送までに時間がかかり、到着率も他のメール便に比べて悪いという条件がつきます。

メール便のマークの上に、大手運送会社のメール便のマークが貼られているDMを見たことがあります。最初に到着できなかったDMが、大手運送会社のメール便で送ったら到着したことを意味します。その分、時間もかかっていることになり、安いメール便は、このような現実があることを踏まえておくべきだと感じました。

とにかく、安く送りたいというケースなどには利用価値がありますが、戻ってくるDMが多いのは困るという場合はお勧めできません。発送条件に合った、発送方法を選択し、送料以外にもかかる費用も含めて検討してみるのが最善の方法となります。

メールマガジンVol.3で書いた「郵便料金80円の定形サイズのDMがなくなる?」は、メール便の台頭により、そのサイズに拘る意味がなくなるのではないかという見解でした。しかし、そのメール便の中で、郵便料金80円の定形サイズは、送料を下げるための方法として、存在していたことになります。全てDM発送という大量にDMを発送するケースの中の話です。

あまり見なくなると、見慣れていたサイズも新鮮に見え、小ロットであれば、郵便を使って定型サイズのDMも良いかもしれません。様々な方法を把握をしておいた上で、受け手を飽きさせないDMを送っていく努力は、必ず実るものと弊社は考えています。
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