2019.4.23 ozawa

運送業界のドライバー不足が、印刷業界にも・・・

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

昨日は、珍しく紙問屋会社の方が、
アポ取って訪ねてきました。

 

紙問屋会社の方は、アポなし訪問が多く
アポを取るということは、
重要な話があるということです。

 

先週このブログでも書いたのですが、
印刷用紙の供給不足の話でした。

 

 

印刷業界で、紙の供給不足が続いています

 

話を聞くと、この記事で書いたことが
ほとんど当たっていたことが分かり、

 

記事で書いたことを確認するような
話が多かったのですが、

 

初めて知ることが1つありました。

 

印刷用紙の供給不足だけでなく、
紙を届けるドライバー不足によって、

 

今後、紙の供給に支障がでるかも
しれないということ。

 

昨今、ドライバー不足の話は
よく耳にしますが、

 

宅配便業界や引っ越し業界の話と
ばかり考えていたので、

 

自分たちの仕事に影響するとは
予想していませんでした。

 

しかし、印刷の仕事は、ある意味、
紙を動かす仕事です。

 

当社にも契約している
常駐ドライバーがいますし、

 

ドライバー不足の影響があっても
まったくおかしくないことです。

 

そのため、ドライバー不足というのは、
実際、どういうことなのかを
調べてみました。

 

国土交通省の資料がありました。

 

トラック運送業の現状等について

 

その他の情報を合わせてみると
状況が分かってきました。

 

まず、運送業全体が人手不足のようで、
「全国業界ワースト2の人手不足」
だそうです。

 

ちなみに、ワースト1は、
宿泊、飲食サービス業界。

 

運送業の人出自体は変わりがないか、
事業所は逆に増えている
という情報もあるのですが、

 

仕事量が増えたことで、
人手不足になっているというのが
現実のようです。

 

昨年、問題になっていましたが、
Amazonや楽天をはじめとした
Eコマース市場の成長、

 

それによる宅配便取扱数の
増加が原因のようです。

 

確かに、個人的にも、
ネットショッピングの購入数が
年々増えてきました。

 

直近5年間で、荷物の数が
年に1憶~2憶のペースで増えている
という情報もありました。

 

さらに、トラックは積載効率が
悪いようなのです。

 

トラック1台あたり積載効率は
41%といいます。

 

荷室の半分を空にして走っている
のようなもの。

 

そのため、運送業の人手不足は、
トラック業界の人手不足である
と指摘されていました。

 

運送業といっても、鉄道や飛行機、
船もありますね。

 

しかし、事業者数が圧倒的に多いのが、
トラック運送業だそうです。

 

国土交通省の資料にありますが、
トラック運転手の高齢化も
課題のようです。

 

このような見出しがありました。

 

トラック業界で働く人のうち、約45.2%は40~54歳。

一方、29歳以下の若年層は全体の10%以下。

女性の割合は2.5%と、全産業と比べて極めて低い状況。

 

女性のトラックドライバーをたまに
見ることがありますが、

 

まだまだ、女性の進出率が低い
業界のようですね。

 

全国業界ワースト1の人手不足業界、
宿泊、飲食サービス業界のように
外国人労働者はどうなのだろう?

 

今の時代、こう自然に考えてしまいます。

 

調べてみると、「外国人労働者」を
ドライバーとして雇うのは、

 

「ビザ」と「運転免許」の関係から、
難しいようなのです。

 

ここまで調べて、ますます深刻だな
と思いました。

 

AIによる自動運転や、ドローンを使った
宅配便の配達が、早く現実のものに
なってほしいなと、
ついつい思ってしまいます。

 

いわゆる荷待ちとか、再配達の問題は
紙の運送の場合、無いはずなのですが、

 

総合的に、雇用条件の良いところに
人が動いてしまうのですかね。

 

銘柄を変更した紙はありますが、
ここまでは、仕事を請けることができない
という状況にはなっていません。

 

しかし、この課題は、ドライバー不足
というもう1つの要因から、

 

今後も続くようなので、
注意しなければならないと
昨日は強く思いました。

 

今後、ECサイトだって、
もっと増えてくると思います。

 

販路をインターネットに
見出そうという企業は、
今後も増えるでしょうから。

 

その前提には、運送業があります。

 

宅配便で発送することを
前提としています。

 

すなわち、トラック運送に
頼る比重が多いということですね。

 

こうなってくると、社会問題として
考える必要があるのではないかと
思います。

 

共同配送のような仕組みも
始まっているようです。

 

ドライバーの人手不足を
今後は、自社にも影響があることとして、
情報に接していこうと思いました。

 

前回の、紙の供給不足の記事の時も
書きましたが、

 

何かの兆候にならないことを
祈るばかりです。

 

むしろ、新たな動きにつながって
ほしいと思います。