2019.6.7 ozawa

マーケティングの歴史を辿ってみました【27】DECAX(デキャックス)

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

本日は、マーケティングの歴史の
続きです。

 

本日も2010年代の、
マーケティング4.0の時代に登場した、
マーケティング概念を
見ていきたいと思います。

 

本日は、「DECAX(デキャックス)」です。

 

消費者行動モデルの比較的新しい
考え方です。

 

AIDMAから、AMTUL、AISAS、SIPSなど、
これまでにも、

 

時代背景とともに登場してきた
消費者行動モデルを見てきました。

 

このマーケティングの歴史を振り返る
連載の中では、以下の記事の中で
紹介しています。

 

マーケティングの歴史を辿ってみました【08】AMTULとリレーションシップ・マーケティング

マーケティングの歴史を辿ってみました【21】AISAS・AISCEAS・VISAS・SIPS

 

インターネットが登場して、AISASが、
さらには、ソーシャルメディアが
発達して、SIPSが提唱されるように、

 

DECAXは、
コンテンツマーケティング時代の
消費者行動モデルと言われています。

 

2015年に、
電通デジタル・ホールディングスの
内藤敦之氏が提唱しました。

 

以下の記事の中で、
DECAXが誕生した背景が語られて
います。

 

 

電通報:本当のところ、みんな、どんな行動をしている?(2015.12.9)

 

 

この中で、提唱された内藤氏も、

 

デジタルの世界で画一的なモデルを構築することのナンセンスさは十分承知しています

 

と語っています。それでも、

 

テクノロジーの進化による生活者の情報行動の変化、そしてクライアントへの説明力という視点から作り上げました。

 

ということです。

 

コンテンツマーケティングを
提案するために、

 

時代によって、生活者の情報行動
が変化していることを、
伝えるのが目的だったようです。

 

コンテンツマーケティングを実践
している企業、

 

特にB to Bを前提とした購買モデルは
これまでの購買モデルには
想定されていなかったので、

 

とても参考になる考え方だと思います。

 

D 発見(Discovery)
E 関係作り(Engage)
C 確認や注意(Check)
A 行動(Action)
X 体験と、それの共有(eXperience)

 

最初の発見(Discovery)が、
重要ですね。

 

自分で能動的に探し、見つけたコンテツは、
エンゲージメントが高くなる
ということ。

 

それだけ情報が氾濫している状況に
あるからです。

 

頭の中に残っている情報って意外に自分で能動的にディスカバーした情報だったりしませんか?

 

コンテンツマーケティング
実践者からすれば、

 

能動的に見つけてもらうこと、
または、
自分で発見したと思ってもらうこと
が重要になってくる。

 

そうなると、
SEO、ネイティブアドでしょうか。

 

電通の方が語るとこうなります。

 

Addressable TVという皮をかぶったコンテンツマーケティングがリビングにやって来る日も遠くない雰囲気があります。

 

お蔭様で、
アドレサブルTV、
プログラマティックTVという
キーワードを知ってしまいましたので、

 

またの機会に取り上げようと思います。

 

能動的に発見すると、
コンテンツへのEngageは、
ほぼ同時に起きるとあります。

 

そのため、驚きと納得性のある
コンテンツを作り込めるかが
勝負であるとも。

 

それでも、消費者はCheckします。

 

コンテンツマーケティングの時代に
なったからこそ、情報の真偽、
出自、裏の意図を瞬時のうちに見極める
行動をとる。

 

これに対しコンテンツ提供者が
とる態度としてこのようになります。

 

忘れないように、そのまま引用します。

 

生活者にとって何が価値のある情報なのかをちゃんと考え、良質なコンテンツを生み出す努力をし続けるしかないと考えています。言い方を変えると、生活者が理性的態度で商品情報に臨んでも価値があると判断される良質なコンテンツを作るということでしょう。

 

信頼関係が構築できれば、
購買(Action)につながる。

 

オフライン、オンラインに関係のない
行動です。

 

またまた、覚えておきたい
フレーズがありました。

 

マーケティングにおけるコミュニケーションの役割は、「選ばれるための必然性を創ること」だと考えているので、ファネリングプロセスを経ず、指名される状況を作り出せていれば理想的だと思います。

 

消費者自らが、情報発信者となる
現代では、

 

購入後も、商品の新しい使い方や
魅力を発信することができる。

 

それが、eXperience。

 

消費者が発信したコンテンツが、
新たなDiscoverとなり、
潜在ニーズの掘り起こしになる。

 

こういうことを、
フィードバック・ループ
と呼ぶそうです。

 

SIPSなどもそうでしたね。

 

今の時代は、ShareやeXperienceが
重要ということなのでしょうが、

 

インターネットがない時代から、
お客様がお客様を紹介してくれるような
営業活動をと言われていました。

 

コンテンツマーケティングに
取り組むのであれば、

 

DECAXで対象となるお客様の
行動を考えてみると良いと思います。

 

次回も、マーケティング4.0の時代に
登場した、マーケティング概念を
見ていきたいと思います。