2019.7.19 ヂヤンテイ君

選挙運動ツールのクリエイティブが良くなっています

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

選挙運動期間中のため、このブログでも
選挙を盛り上げるために、
選挙にまつまる内容を記事にしています。

 

この時期だけでも、国民が政治に
関心を持たなければ、日本はどうなって
しまうのだろうという、

 

大げさに言えば危機感があるからです。

 

あたりまえですが、選挙の結果は、
仕事にだって影響してきます。

 

若者だけでなく、働き盛りの
ビジネスマンこそ、選挙に行くべきであり、

 

かつて、忙しすぎて、選挙に行くことが
できなかったことがある
自らへの反省もこめています。

 

ここまでに、選挙制度の理解と、
どうすれば、投票率が上がるのだろうか
ということを中心に書いてきたのですが、

 

候補者や政党が活用する
印刷物やHP、WEB広告、動画などの

 

クリエイティブのクォリティーを
上げることも、

 

選挙に関心を持ってもらうことに
つながるのでないかと思っています。

 

そういう意味では、
今回の選挙運動の中で見た
候補者や政党のクリエイティブは、

 

かつてよりもクォリティーがアップ
していると思いました。

 

ポスティングされた政党のチラシも、

 

かつては主張の文字情報だけで、
無機質で味気ないものが多かった
ものですが、

 

つい先日投函された政党のチラシは、
カラフルでイラストもあり、

 

主張を分かりやすく伝えようという
工夫が随所にありました。

 

ユーザーフレンドリーな紙面構成の
政党のチラシだったので、
デザインの参考に保管したくらいです。

 

各政党、団体のHPも眺めてみましたが、
HPも見やすく分かりやすく
UI/UX設計されています。

 

SNSに流れてくる、政党や団体、
候補者の投稿につく
画像や動画のサムネイルなども、

 

明らかにデザイナーの仕事であると
分かるものばかり、

 

YouTubeなどで見ることができる
政党、団体の動画もクリエイターが
しっかり制作しています。

 

クリエイターが選挙運動ツールの
制作に携わる機会が増えたのだと
思うと、

 

時代は、ずいぶん変わってきたなと
思いました。

 

でも、これって、かなり大事なことだ
と思います。

 

以前のような無機質で、素っ気ない
自分たちの主張優先で作られた
選挙ツールだと、

 

我々おじさん世代でも、拒否反応を
示してしまいます。

 

政治的にニュートナルな若者には、
ユーザーフレンドリーなものでないと
受入れてもらうことができません。

 

選挙運動ツールのデザインの
クォリティーを上げることも

 

若年層の投票率を上げることに
なるのではと思っています。

 

しかし、これも大前提。

 

選挙運動や政治運動は、
これまでの固定概念を壊すような
活動なので、

 

新しいコンセプトを有権者に
伝えるには、論理だけでは無理なので、
クリエイターの力が必要なのです。

 

それが、耳障りのよい言葉と
きれいなビジュアルだけだと、
今の時代は通用しません。

 

インターネット、SNSの時代になり、
透明性が求められる時代には、

 

クリエイティブを担保する行動が
必要です。

 

行動が伴わなければ信用されない。

 

だから、政党や候補者の行動が
クリエイティブに表現されることで、
伝わる表現ができるのだと思います。

 

そういう視点で、今回の選挙運動
ツールのクリエイティブを眺めて
みても、

 

クリエイターが、政党や候補者を理解し、
応援しようという気持ちが伝わって
くるクリエイティブが多くなったな
と思いました。

 

選挙の文脈で書いてきましたが、
これを書きながら、企業の
プロジェクトだって同じだと
考えて書いています。

 

新しい製品やサービスは、社会に
訴えかけなければいけませんし、

 

信用を得るためには、企業の行動が
必要であり、

 

社会的に価値がある存在である
と分かってもらう必要があります。

 

ブランディングで外側だけ作っても、
すぐにバレてしまう。

 

その中で、ビジネスを成立させるが
クリエイティブの力なのだと
思います。

 

社会貢献できる存在であることと、
自社の商品を結びつける、
活動のようなものです。

 

選挙は、社会貢献が全面にでていますが、
クリエイティブが必要なのは、
こういうことです。

 

クリエイティブは本質を見抜く力
という意味です。

 

選挙にクリエイティブを!

 

候補者の行動が正しく伝わる
選挙運動になることが、

 

この国をよりよくする第一歩なの
かもしれないと思います。

 

選挙運動ツールをデザイン性という
視点で眺めてみてみませんか?