2019.8.14 ヂヤンテイ君

「お盆休み」が「夏季休暇」に変わった理由

 

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

当社は、今年、明日の8月15日までが、
夏季休暇ですが、

 

今年の夏季休暇は本日までで、
明日から仕事の企業も周りにはあります。

 

以前は、今の時期の休みを、会社でも
「お盆休み」と呼んでいましたが、
最近は「夏季休暇」と言っています。

 

どうしてかなと考えてみると、
8月11日の「山の日」が始まったから
だと思い当たりました。

 

8月11日の「山の日」が始まったことで、
この時期の休みの起点となり、

 

今年のように8月15日を前に、
休みが終わる企業もでてきました。

 

以前は、8月15日を中心に
この時期の休みを決めていたので、

 

当たり前のように「お盆休み」と
呼んでいました。

 

しかし、8月15日が中心に
ならなくなったことで、

 

どうも「お盆休み」と言いづらく
なってきたのではないかと思います。

 

当社も今年、8月14日までの休みと
することもできたのですが、

 

これまでずっと、
この時期の平日の3日間を「お盆休み」
にしてきたことと、

 

習慣的なものとして、8月15日は
休みにするべきではないかという
気持ちがあり、8月15日までとしました。

 

8月15日は終戦記念日でもありますし。

 

そう考えると、8月11日の「山の日」は
微妙な設定だなと思えてしまうのですが、

 

8月12日であれば、お盆休みと連動
しやすいという意見が制定前に、
やはりあったようです。

 

しかし、8月12日は一昨日のニュース
でもやっていましたが、

 

日航機墜落事故があった日なので、
この日をお祝いするのは
違和感があるとして、

 

8月11日に決まったという経緯があります。

 

そうするとお盆休みの意味を
今一度振り返ってみたくなります。

 

子どもの頃、母方の実家に行くと、
昔ながらのお盆の風習があり、

 

「なす」や「きゅうり」と割り箸を
使って馬と牛をつくったり、
送り火を焚いたりした思い出があります。

 

この時期にご先祖様が帰ってくるのだと
教えられたものです。

 

調べてみると、お盆の起源は、
仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」から
生まれたというのが一般的なようです。

 

「盂蘭盆会」は、
7月15日を中心に、7月13日から
16日の4日間に行われる仏教行事であり、

 

お盆は日本だけのものではないことが
分かります。

 

日本では、「盂蘭盆会」に農耕儀礼や
先祖供養などの風習が合わさり、
日本のお盆ができあがったようです。

 

盆は文字通りお盆で、
霊に対する供物を置く容器のことで、
それが精霊の呼称になったそう。

 

日本人が暮らしの中で伝えてきた
神様とは、ご先祖様のことでしたね。

 

お盆にやって来るのも、新年同様、
年神(歳神)様だということを、
以前、この記事で紹介させてもらいました。

 

 

「あけましておめでとうございます」の「おめでとう」とは?

 

「なす」や「きゅうり」と割り箸を
使ってつくった、馬と牛は、

 

ご先祖様の霊が家に戻ってくる時の
乗り物でした。

 

 

「霊が戻って来られる時にはきゅうりの馬に乗って一刻も早く家に帰って来てもらい、少しでも長くこの世にいてもらいたい、帰る時にはなすの牛に乗って景色を楽しみながらゆっくりと帰ってもらいたい」という願いが込められています。

引用:https://butudan-ec.minrevi.jp/knowledge/obon-nasukyuri/

 

13日に、ご先祖さまが道に迷わないよう
迎え火を焚いてお迎えし、

 

16日の送り火を焚いて、
帰り道を明るく照らしあの世に
お送りをする。

 

14日~15日は盆中となり、三度の食事に
家族と同じものをお供えをします。

 

お盆に供えたものを川に流すことが
「精霊流し」。

 

長崎の「精霊流し」は有名ですね。

 

また、この時期よく見かける
「ほおずき」は、
「鬼灯(ほおずき)」とも書き、

 

火をたよりに集まってくる
ご先祖さまのため、

 

提灯に見立てて飾られるようになった
そうです。

 

ご先祖さまの里帰りが日本のお盆。
家の掃除をしてお迎えをします。

 

15日には、ご先祖さまのことを思い出し、
家族そろって食事をして楽しく過ごすと
家運がアップするそうです。

 

そのため、お盆休みは故郷に帰省して
家族や親戚が集まる時期。

 

だから会社のお盆休みがあると考えると、
やはり8月15日を中心に、

 

会社のお盆休みを、以前のように組みたい
ということになりますね。

 

山の日との関係もありますが、
お盆休みの本来の意味を忘れずに
いたいものです。

 

ご先祖さまのことを大切にする
日本の風習は、とても素晴らしいですね。

 

いかがでしょうか?