2019.5.19 ヂヤンテイ君

大津の事故から、交通事故のさらなる減少につなげたい

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

交通事故のニュースが絶えませんが、
先日の悲惨な大津の事故を受け、

 

各地にある地域限定の交通マナーが、
昨日ニュースで紹介されていました。

 

旅先で、レンタカーを運転することが
あるため、

 

「ご当地交通ルール」の情報を
見入ってしまいました。

 

昨日紹介されたのは、「香川ルール」と
「岡山ルール」。

 

香川県では踏切で一時停止しない、
岡山県では車線変更の時に、
ウィンカーをださない。

 

全ての車ではないと思いますが、
そのような傾向があり、
暗黙のルールのになっていると言います。

 

このニュースを見て、昨年、香川県に
家族で旅行に行った知り合いの話を
思い出したのです。

 

その知り合いは、都内に住みながら、
移動手段はもっぱら自動車。

 

電車に乗るのは、年に数回なので、
スイカやパスモも持っていないくらいに、
車の運転に慣れている人なのですが、

 

香川県でレンタカーを走らせたところ、
煽る車がやたらと多く、

 

小さな子ども乗せての運転だったので、
ひやひやしたとのことでした。

 

個人的には、地方都市で運転して、
それほど危ない目にはあっていなため、

 

地域による交通習慣のようなことを
気にしたことはなかったのですが、

 

香川県で運転する場合は、
意識しておこうと思いました。

 

この時、気になって調べた資料がこちらです。

 

JAFによる2016年の
「交通マナー」に関するアンケート調査結果。

 

 

引用:JAF「交通マナーに関するアンケート調査結果」

 

Q:あなたのお住まいの都道府県の全般的な交通マナーについて、どう思いますか?
A:「悪いと思う」、「とても悪いと思う」と回答

 

自身が住んでいる都道府県の
交通マナーについて、

 

香川県の方が、
「悪いと思う」、「とても悪いと思う」と回答
した人が一番多いという結果。

 

知り合いが、香川県を走った感想を
語るだけあるなと思いましたが、

 

自覚があるということは、
こういうアンケート結果から、
改善に向かうだろうなとも感じたのですが、

 

香川県、岡山県のみならず、
「ご当地交通ルール」というのがあるようで、

 

最近、ニュースアプリの見出しで、
よく目にしていた「松本走り」も、
その1つであることが分かりました。

 

かなり無理な状況でも強引に
右折をしてくるというもの。

 

神奈川県から松本に転居した知り合いから、
松本の運転が荒いという話を
聞いたことはあるのですが、

 

「松本走り」というのは初耳でした。

 

何度か、松本市内をレンタカーで
走ったことがあります。

 

そう言われてみれば、右折専用レーンが
ないため、右折が大変だった記憶が。

 

道路事情から、「ご当地交通ルール」ができ、
それが「松本走り」という言葉になるほど、
定着してしまったものと思えます。

 

調べてみると他にもありました。

 

「山梨ルール」
「茨城ダッシュ」
「名古屋走り」
「播磨道交法」
「伊予の早曲がり」
「阿波の黄走り」

 

さらに調べると、
まだまだあるのではないかと思いますが、

 

名前があるところは、先ほどの
香川県のように、注意喚起されている
と考えて良いと思います。

 

山梨県、茨城県でも、運転したことが
ありますが、危険を感じたことは
ありませんでした。

 

今回の大津の事故では、
事故に巻き込まれた保育園児らに
対する悲痛な想いとともに、

 

ドライバーとして自らも加害者に
なってしまう可能性があるなという
恐怖心を感じました。

 

「ご当地交通ルール」を知っておこうと
思ったのもそのためで、

 

どうしても歳を重ねるにつれ、
反射神経が衰えていることを
自覚しているので、

 

常に細心の注意をもって運転する
ことを、自らに刻みまなければと
思いました。

 

東名高速の昨年の煽り運転による事故で、
煽り運転は減ったように感じています。

 

高速道路を運転していると、
一度ならず煽られることがありましたが、
最近は減ったなと。

 

また、ドライブカメラを設置した
車が増えたとも感じています。

 

一つの事故をきっかけに、
ルールが変わり、意識が変わるのは、
日本の良いところだと思います。

 

アクセルとブレーキを踏み間違えを
防止したり、

 

急発進を抑制する技術も現実に
あるようです。

 

悲惨な交通事故が減るためには、
情報共有し自覚を促すしかない。

 

と、書いていて、自らの教訓にしたいと
考えています。

 

事故が起こりやすい状況は、
スピードをだしている時と、交差点の中。

 

スピードをだしている時と、交差点を
通過する時は、細心の注意を払えと、

 

若い頃、親戚のおじさんを車に乗せた時に、
さんざん言われました。

 

今はこれにもう1つ、自らの教訓が
追加されています。

 

家の周り、近所を運転する時に
細心の注意が必要です。

 

大通りを走っている時より
低速で走っていることや、
近所だという安心から気が緩むのです。

 

信号もない道路を走ることも多く、
近所で危ない目に何度かあっています。

 

スピード、交差点、近所、

 

この3つを常に意識しながら、
運転しましょうね。

 

自動運転の話を最初に耳にした時は、
それはさすがに無いだろう、

 

事故を起こしたらどう責任取るのだと
感じていたのすが、

 

将来は、自動運転社会になるのだなと
最近はそう考えています。

 

人間はミスをするものです。
自動運転で事故が減るのであれば、
事故のないシステムを選びたいと思います。

 

今さかんに取り上げられている
MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)。

 

快適な交通環境をつくる流れの中に
「安全」というコンセプトも
追加してほしいと思います。

 

交通事故のニュースが絶えませんが、
交通事故発生件数は2004年から
減り続けています。

 

2004年に比べて2017年は50%にまで
なったようなのです。

 

今後それが、
40%、30%となっていくように、

 

今回は大津の事故からの教訓を
記事にしてみました。

 

言い古された言葉であっても
とにかく「安全運転」です。

 

被害者にも加害者にもなりたくないですね。