2019.3.11 ヂヤンテイ君

3.11、あの時のクリエイターの復興支援活動を振り返ってみました!

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

本日は3月11日。
東日本大震災のあの日から
ちょうど8年。

 

本日のように地震もなく
普通に過ごすことができると、

 

8年前のあの大きな揺れが
信じられませんね。

 

3月11日の14時46分から
普段の生活が非日常となり、

 

普段見ている景色が大きく
変ったことを、よく覚えています。

 

あの時の緊迫感を忘れずにいることが、
あの日を経験した者の最低限の
つとめなのかと思います。

 

この会社のブログではなく、
外部のブログサービスを利用して、

 

私は当時もブログを書いていました。

 

久しぶり、8年前のそこにある
内容を振り返ってみたのですが、

 

製紙工場が被害にあって、
紙の供給が難しくなっていること。

 

化学コンビナート等の被害に伴い
インキの流通も滞りそうなこと。

 

さらに、みずほ銀行のシステム障害も
続いたことなどが記載されていて、

 

8年前の記憶が、たちまち
蘇ってきました。

 

しばらくは、
通勤もままならなかったですね。

 

営業しているガソリンスタンドを、
Twitterで探したことも思いだしました。

 

そんな中でも、クリエイターが
復古支援活動をしていることを知り、

 

当社でも何かできないかと
考えたものですが、

 

3月が繁忙期とあって、
ブログやSNS通して、

 

そのような活動を紹介することが
自分できることだとして、

 

震災後の高揚とした時期に、
いくつの活動を紹介しました。

 

その時の、その活動って、
今はどうなったのだろう
とふと思いまして、

 

クリエイターを中心にした
当時の復古支援活動の今を
調べてみることにしました。

 

まずは「復興支援ポスター」です。

 

当時ブログで紹介した画像が残って
いなかったので、

 

当時の記事ページの画面キャプチャー
となりますが、

 

このようなポスターです。

 

 

 

 

クリエイターがそれぞれの想いのもと、
デザインした復興を願うポスターを
1つのサイトに集め、

 

許可も要らず、印刷、編集、転載など、
自由かつ無制限に使って良いと、
無償提供していました。

 

知り合いのデザイナーも作品を
提供していました。

 

デザイナーだからできることとして、
とても感心してしまい、

 

ポスターを活用することで、
この活動を支援していこう!
とブログで呼び掛けたものです。

 

まだ3月の時の記事なので、
当時の緊迫感が伝わってきます。

 

このサイトは、今はありませんでした。

 

そのため、誰が呼びかけ、どこが
主宰していのもかも分かりませんでした。

 

しかし、このサイトがありました。

 

復興支援ポスター配布プロジェクト

 

その時の「復興支援ポスター」
プロジェクトの流れなのかは不明ですが、

 

デザインは限られているようですが、
今でも無料で配布する活動が
あることが勇気づけられます。

 

もう1つ、「東北は負けない。」
という動画がありました。

 

この動画は今でもありました。

 

「頑張って」は、自分自身に言う言葉なんだ。

 

東北のクリエイター達によって
作られたようなのです。

 

震災後1ヵ月。
被災地の方のメッセージを見て、
励まされたものです。

 

フリーペーパーをもとに映像化
しているので、

 

動画にすることで、広くこの
活動を知ってもらおうと
考えたのでしょうね。

 

1年後の3月11日、
震災の日にもう一度発行すると
書いてあったので、

 

どうなったのか、
気になっていたのですが、

 

2012年の動画もしっかりあったので、
約束通り、1年後も取材ができたの
だと思います。

 

この時あった、クリエイターたちの
メッセージにも、感動してしまいました。

 

今、一人ひとりが強くなる時、
それがいつか多くの人を助けることのできる力であると信じたい。

「がんばって!」というその言葉、今こそ他のだれかではなく、
自分自身に向けて伝える事で東北の多くの人にもっともっと笑顔が戻ってくると思う。

街や被災地で災害を乗り越えようと奮闘する方の声。
東北でコミュニケーションという仕事をする僕たちの声を聴いて、
また「がんばろう」と思える方が現れることを願います。

 

当時の気持ちが蘇ります。

 

コミュニケーションを仕事にする
我々も何かしなければと、
焦燥感にかられたものです。

 

そして、忘れもしないこの歌。

 

まだ、しっかり動画が残っていました。

 

「I love you & I need you ふくしま」猪苗代湖ズ

 

この年の紅白歌合戦にも
出場したので、覚えている方も
いらっしゃると思います。

 

猪苗代湖ズは、
福島県出身のミュージシャン4名により
結成されたバンド。

 

彼らの楽曲、
『I love you & I need you ふくしま』を
日本各地の47人で唄っている動画です。

 

この動画も、久しぶりに観ると、
8年前にタイムスリップします。

 

まだまだ、クリエイター発の
復興支援活動はたくさんあったの
だと思いますが、

 

この当時の気持ちだけは
忘れぬよう、当時の気持ちが
蘇る活動を振り返ってみました。

 

クリック募金もあったなと、
本日Yahoo!がやっていたので、
急に思い出しました。

 

 

特設ページはこちらです。

 

これらの活動、すべてインターネット
があるから、出来ることであり、

 

インターネットの新たな
可能性にわくわくしたことも
思い出しました。

 

この時期なので、3.11に関する
テレビ番組もたくさんありました。

 

津波の動画もまだ残っていることも
確認できました。

 

あの動画は、いつまでも残しておき、
後世の人に、津波の恐ろしさを
伝えるものになってほしいと思います。

 

自分も、インターネットを使って
記憶を残しておくために、
今日はこんな内容にしてみました。

 

あの当時の気持ちは、
忘れてはいけないと思います。

 

いつ同じようなことが起こるのか
分からないのですから。