2018.9.12 ヂヤンテイ君

参加型シェアサイクル「みんなのメルチャリ」に期待!

 

印刷・WEB・ITで
お客様の「伝えたい」をデザインする会社
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

本日の朝礼で、
国立(くにたち)市在住のスタッフが、
教えてくれました。

 

メリカリの
シェアサイクルサービス
「メルチャリ」。

 

あのメリカリが、
シェアサイクル・・・?

 

情報として、本日の記事では
軽く触れるだけの予定だったのですが、

 

この「メルチャリ」のWEBサイトを
眺めていたら、
1つの記事として紹介したくなって
しまいました。

 

シェアサイクルは説明するまでもなく
カーシェアリングの
自転車版です。

 

エリア内にあるポート(駐輪場)
に自転車が置いてあり、

 

登録者が自由に使うことができ、
エリア内にあるポートであれば、
どこでも返却できる。

 

料金は4円/1分だそうです。
30分使って120円ですね。

 

福岡市に続いて、先月(2018年8月22日)
東京都国立市でも実証実験が始まったばかり。

 

国立市在住のスタッフが社内いたからこそ、
この情報を知ることになりました。

 

「メルチャリ」

 

まずもって、このネーミングがいいですね。

 

私が子どもの頃は、
「チャリ」は俗語だったので、
ここまで市民権を得る言葉になるとは
思いませんでした。

 

この「メルチャリ」のサイト全体は
これです。

 

採用情報ぺージを除けば、
このトップページから詳細ページが
2ページだけあります。

 

このトップページだけでも
サービスは理解できます。

 

考え抜かれた構成だと
想像できます。

 

トップ画面はこれだけの情報です。

 

 

「メルチャリ」の情報を知った方が
このサイトを訪れるので、
これだけでいいのでしょう。

 

使い方の説明もシンプル。
それでいて、実に分かりやすい。

 

 

自転車を使う度に、スマホで予約したり、
手続きしたりなど、
ちょっと自転車を使いたい時に、
めんどうですよね。

 

できるだけストレスがない
簡単な仕組みを作ったのだからこそ、
説明もシンプルにしたかったのでしょう。

 

我々も、手順とか、流れのようなものを
WEBサイトやパンフレットの制作を
通して、表現しています。

 

これと同じように、できるだけ、
アイコンなり、イラストを使って
文字量を減らすことを考えます。

 

その上、このようにステップ数を
少なくし、表現できるというのが理想です。

 

このあと、実証実験を行っている
国立市と、福岡市の紹介があります。

 

国立市はひらがなで「くにたち」と
なっていますね。

 

確かにひらがなにしてしまった方が
間違いが起こらない。

 

その下に、こんな画面があります。

 

 

これで、ポートまで民間に委託するのだ
ということが理解できます。

 

ここには詳細ページがあり、
「メルチャリ」の簡単な説明があり、
ポートオーナー募集をしています。

 

 

どんな場所がポートとして
提供できるのか、
この画面で一目瞭然です。

 

国立市の画面をクリックしたら
国立市導入の背景について説明がありました。
このページを読むと、
「メルチャリ」の全体像が見てきます。

 

 

オンデマンドシェアサイクルサービス
という言葉がありました。

 

自転車を使いたい時だけ、
チョイ乗りくらいでも
手軽に利用できるサービス
それを目指しているようです。

 

4円/1分という設定もそのため
なのでしょう。

 

もう1つのキーワードは
みんなのメルチャリ」。

 

自治体と協定を結ぶことで、行政、市民、地元商工業者、地元各種団体、一般企業の方々と共に、これまでの「個人」に加えて「地域」の方々も加わった「参加型シェアサイクル」に取り組みます。

 

ポートを民間から募集しているのも、
参加型だからと分かります。

 

シェアサイクルの普及によりご商売が圧迫される「自転車販売店の皆様」や「有料駐輪場を経営する企業様」とも、共存共栄できる企画を立案中です。

 

こんな記載もありました。

 

単に民間企業が、自治体と共同で、
シェアサイクルのサービスをする
というのではなく、

 

模索しながらも、
地域の繁栄に寄与していくのだ
という意気込みを感じます。

 

放置自転車や駐輪場の問題、
健康増進からシルバー人財の活用など、
様々な面で、地域に寄り添っていくのでしょう。

 

メルカリは、
シェアリングエコノミーの会社なのですね。

 

シェアリングエコノミーと聞くと、
AirbnbやUberのようなもの、

 

既存のものを、ネットを使って
共有し、再利用するシステムを提供する
というイメージだったのですが、

 

シェアリングエコノミーとは
もっと奥深いものだと今回感じました。

 

でも、この基本理念があるからこそ、
このような、

 

伝えたいことが伝わるサイト、
思わず共有したくなるサイト、
が出来るのだと思いました。

 

端的に伝える
端的に伝わる

 

チラシ1つ作る上でも、
我々も常に心掛けていることです。

 

そういう意味でも、
このサイトはとても参考になりました。

 

想像すれば、自転車のメンテナスや修理、
自転車の移動、アプリの管理運営など、
簡単にはいかないことが
たくさんあると思います。

 

しかし、こういう活動、
社会の動きは、
応援したいものです。

 

ついでにすが、都内でやっている
東京自転車シェアリング
という、シェアサイクルサービスがあります。

 

都内で、この自転車で走っている人を
最近よく見かけるようになりました。

 

とても大規模なものながら、
当社のある台東区は残念ながら入っていないのですが、
今度利用してみようと思います。