2019.4.8 ozawa

ロジカルシンキングは、人を説得する道具として活用しよう!

 

 

印刷・WEB・ITで、
お客様の「伝えたい」をデザインする会社、
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

本日は、おもしろい記事を見つけたので、
その記事をもとに、

 

このところ、このブログで増えてきた
マーケティングに関する内容について
書いてみたいと思います。

 

まず見つけた記事はこちらです。

 

PRESIDENT Online:”ロジカル思考バカ”がまるで使えない理由(2019.4.8)

 

 

タイトルはやや過激ながら、
プレジデントオンラインの記事です。

 

趣旨としては、
ロジカルシンキングを信じすぎるのは危険だ
という内容です。

 

ロジカルシンキングは、
問題を要素に分けて整理し、
結論を導き出すための思考法

 

ということなので、

 

フレームワーク思考もその1つと
考えて良いと思います。

 

企画の意図を説明するため、
あるいは事業の方向性を定めるため、

 

判断の根拠を分かりやすくし、
説得力を持たせることから、

 

社内の資料にも、このところ
取りいてみたりしているのですが、

 

この記事では、どんなことだって、
たいがいのことは、

 

ロジックで証明できるという、
マッキンゼーの教えがあると書いています。

 

サッカースタジアムを人工芝にすべきか、
天然芝にすべきかの議論があれば、

 

それぞれを正当化するロジックが
成立すると、この記事では例として
紹介しています。

 

その上でこう続きます。

 

「ロジックは人を説得する道具でしかない。仕事で成果をあげる、新しい価値を生むにはまるで役に立ちません」

 

これはその通りだと思っています。

 

フレームワークも、
コミュニケーションツールだと
思っています。

 

最終的に必要なのは、成果であり、
新しい価値です。

 

成果もあがらず、新しい価値も生まない
のであれば、そのロジックは不要であると
思います。

 

顧客データ重視のWEB広告を
このブログで見てきた時も、

 

相手は人なのだから、
デジタル=ロジックだけでは、
動かないと何度か書きました。

 

それでは、何が必要かとなると、
この記事では、

 

「強い情熱があるかどうか」
「思いの強さ」
が大事であると指摘しています。

 

強い情熱を持ち、強い思いのもと
仕事するには、

 

自分に素直でいること。
そして情熱を持てる好きを仕事にすること。

 

ビジネスに成功の方程式が
あるならば、こうすることだと
断言しています。

 

分かりやすいところで、
スティーブジョブスですね。

 

以下の記事にも書いたのですが、
アップル製品を買わせているのは、
スティーブ・ジョブズの本気さ。

 

そして、スティーブジョブスの
美意識に対する信頼。

 

 

マーケティングは不要なのか?マーケティングよりも大切なこと。

 

 

かとっていってマーケティングを
否定している訳ではないのです。

 

この記事を書いたことをきっかけに、
この記事に取り上げた山口周さんの本を、
その後読んでいます。

 

ちょうど読み終えたのがこれです。

 

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(山口 周[著] / 光文社[刊])

 

これは、良書でした。

 

山口周さんは、
経営は「アート」「サイエンス」「クラフト」
のバランスで成り立つと言います。

 

「アート」は、創造性であり、
ビジョンを生み出すもの。
そのような活動を担う人材の資質。

 

「サイエンス」は、
「アート」から生まれたビジョンに
分析や評価で裏付けを与える活動
と人材の資質。

 

「クラフト」とは、職人の経験や
技術なようなもの、ビジョンを
実行側面で支援する行為と人材の資質。

 

要約すると、このような内容なのですが、
ロジカルシンキングは、この中では
「サイエンス」にあたります。

 

データドリブン、AIの時代を迎え、
これから10年くらいは、

 

「サイエンス」重視の時代になっていく
ことが予想できるのですが、

 

この傾向が強くなればなるほど、
ビジネスの課題解決が、
コモディティ化すると言います。

 

そのため、全体を直観的に捉える資質、
内在的に「真・善・美」を判断する
「美意識」が、

 

個人にも組織にも求められている
時代だというのが、山口周さんの
論理です。

 

だから、「アート」を必要としている
という話なのですが、

 

この本については、また別の機会に
取り上げたいと思っています。

 

自社について振り返ると、
山口周さんの言葉でいうと、

 

バランスとしては、「サイエンス」が
やや弱いと判断しているのですね。

 

デザイン提案をするにしても、
これまでは、「アート」の側面からの
提案が主でした。

 

そこに、「サイエンス」が入ることで、
説得力が増すと考えています。

 

あくまでも、コミュニケーション
ツールで良いと考えているのですが、

 

このところ、このブログで、
マーケティングについて調べて
記事にしているのは、

 

これが理由となります。

 

マーケティングについて、
連日書いていても、

 

その間にミッションの話などを
入れてバランスを取っている
つもりなのですが、

 

「サイエンス」に偏る会社の
見せ方にならないように注意しています。

 

注意しなてくても、ならないかも
しれませんが。

 

でも、時代はデータドリブンですね。

 

経済産業省(METI)が、
デジタルトランスフォーメーション(DX)
を推進しています。

 

当社もCRMツールを検討しているように、
道具として、「サイエンス」は
必要であり重要だと認識しています。

 

しかし、そこから、判断するのは、
「アート」なのだと思います。

 

「アート」が欠如した状態で、
「サイエンス」だけに偏るのが
良くないということです。

 

抽象的な話ながら、常にこの視点は
持っておきたいなと思い、
書いておくことにしました。

 

御社の、
「アート」「サイエンス」「クラフト」
のバランスはいかがでしょうか?

 

と言いつつも、またマーケティング
について、このブログでは書いて
いきます。

 

マーケティングはおもしろい。
そう感じているので。