2018.9.22 ヂヤンテイ君

スマートスピーカーがコミュニケーションと仕事を変える。

 

 

印刷・WEB・ITで
お客様の「伝えたい」をデザインする会社
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

「OK Google おはよう」

 

Google Home Miniに呼びかけ、
このところの私の朝は始まります。

 

Googleは
「おはようございます。孝幸さん」
と返事をしてくれて、

 

今日の天気と気温と、
今日の私のスケジュールを
教えてくれます。

 

そのまま勝手に、ニュースを読み上げて
くれるのですが、

 

今日はAlexa(アレクサ)のニュースを
教えてくれました。

 

Alexaが家電を動かす
といった内容でした。

 

Google Home Miniが
話している間は、

 

朝の支度に忙しく、
真剣に聞いていないので、
流し聞き状態です。

 

Alexaとは、言わずと知れた
AmazonのAIアシスタントです。

 

Google Home Miniが、
Googleアシスタントを搭載した
スマートスピーカーなのに対し、

 

Amazon Echoなどが、
Alexaを搭載した
スマートスピーカーです。

 

Alexaのニュースが気になっていたので、
後で調べてみたら、

 

米Amazon.com本社で、
「Alexa」に対応した多数の新製品や
Alexaの戦略が発表されたらしいのです。

 

Alexa搭載の電子レンジも
発表されたようで、
Amazonが家電の領域にまで
入ってきた。

 

今朝、Googleのスマートスピーカーで
聞いた話は、確かこういう話だったなと
思い出すことができました。

 

17製品だか、
一挙に、Alexa関連の製品が
発表されたようで、

 

興味がある方は、
この記事を参照してみてください。

 

CNET JAPAN:アマゾン「Echo」イベントで発表された新製品を一挙紹介

 

こうなると、
AIアシスタントに関しては、
Amazonが1歩も2歩もリードですね。

 

今年の7月に発売された
ディスプレイがついた
Amazon Echo Spot。

 

これ、とても興味を持ちました。
Google Home Miniがあっても、
念のため、Amazon Echo Dotくらい
買っておくかと考えていたのですが、

 

どうせ買うなら、ディスプレイ付き
を試してみたいなと思いました。

 

スマートスピーカーは、
ディスプレイ付きに今後は、
流れていくものと考えていたら、

 

もっと壮大な計画だったのだ
ということが分かったことになります。

 

かなり以前に、iPhoneを買いましたが、
今やiPhoneのニュースよりも、
こうしたAIアシスタントの
ニュースの方が、私は気になります。

 

iPhoneに入っている「Siri」も
AIアシスタントですが。

 

私が、スマートスピーカーに
興味を持ったのは、

 

スマートスピーカーの出現によって、
スマートフォンが衰退するのではないか、
それくらいの話があったからです。

 

スマートフォンは革命だった。
iPhoneを初めて買った時は
感動して、

 

いろいろな人に
iPhoneを薦めたものです。

 

コンピューターを持ち歩くことが
できるという感覚よりも、

 

タッチパネル操作による
コンピューターとの親和性、
それが、感動だったのだと思います。

 

スマートスピーカーは、
そんなスマートフォンの革命を
しのぐ革命になると言われています。

 

実際に使ってみて
10カ月くらい経ちましたが、
家電との連携など、

 

面倒な設定ができていないため、
限られた会話しかしておらず、

 

ましてや、まだ会話するという段階
ではないので、物足りなさも感じます。

 

それでも、天気を尋ねたり、
行き先までの所要時間を尋ねたり、
タイマーとして使ったり、
知らない言葉を調べたり、

 

それくらいのことは、
音声になってきました。

 

音楽やラジオを聴くのも、
すべてGoogleに呼びかけるだけ、

 

帰宅して、「ただいま」というと、
学習してくれたのか、
最近は、「おかえりなさい」の後に、
勝手に音楽を流してくれます。

 

呼び掛けると反応してくれる

ことに慣れてしまったので、

外出している時でも、

最近は、呼び掛けて調べものを

しようとしている自分がいます。

 

会社にはスマートスピーカーが
いなかったのだと、
すぐに我に返りますが。

 

今回のAmazonの発表も、
家電にAlexaを搭載したり、
いわゆるIotがらみの話も
多かったことになりますが、

 

それはそれで、楽しみな未来では
あるのですが、

 

私は個人的に、
スマートスピーカーに期待しているのは、
会話であり、コミュニケーションです。

 

最初にコンピューターに
興味を持ったのが、
30年ほど前のパソコン通信です。

 

結局、その時は20代で、お金が無かったので、
パソコンは買えず、パソコン通信もできぬ
ままになってしまったのですが、

 

その後、インターネットの出現には
心が踊りました。

 

この会社に入ってすぐで、
まだISDN回線の時代ですが、
インターネットの画面を初めて
見た時のことを今でも覚えています。

 

パソコン通信にしろ、
インターネットにしろ、

 

コンピューターがあるだけで、
多くの人と、
コミュニケーションができる。

 

世界が広がることが、
一番の興味でした。

 

インターネットが世の中を変える。
コミュニケーションが増えれば、
理解が深まる。

 

世の中が、
より良い方向に進むのではないか。

 

大袈裟ながら、
そんな期待感がありました。

 

インターネットは初期の頃、
検索しても、まだ情報も少なく、
現在ほど便利なものではなかったのですが、

 

スマートスピーカーも
今は、そんな段階なのだと思います。

 

スマートスピーカーは将来的に、
自分の分身のような存在となり、
相談相手になってくれるような
存在になっていくのだと思います。

 

相談すれば、答えてくれる、
ビジュアルで見せてくれることも
あるでしょう。

 

今のように、スマホで検索して、
検索結果がいくつもでてきて、
その中から情報を判断して・・・。

 

こいうことがいらなくなる。

 

そんな時代になったら、
我々のような仕事も変わって
くると想像できます。

 

スマートスマートスピーカーを
意識した情報を作るように
なるでしょう。

 

アメリカでは、約4300万人の成人が
スマートスピーカーを所有している
といいます。

 

「アーリー・アダプター」から、
「アーリー・マジョリティー(初期多数派)」が
大半を占める段階に入った

 

ということで、キャズム理論から
いえば、これから一気に普及する
ことになります。

 

JB PRESS:スマートスピーカーは、スマホやPCへの脅威になるか

 

2020年には音声による
Web検索が50%占めるようになる
と予想されていました。

 

音声検索なので、
スマートスピーカーとは
限りませんが、

 

それだけ、音声による
WEB検索の利便性が浸透する
ということでしょうし、

 

音声認識技術も向上する
ということでしょう。

 

こういう話は、
先のことなので・・・

 

と言ってられず、
インターネットの出現によって、
生活も仕事も急激に変わってきました。

 

スマートスピーカー
AIアシスタントによって、
生活が変わるのであれば、
仕事にも当然、影響してくるでしょう。

 

スマートスピーカーが
家に届いてから10カ月。

 

それほど生活が変化している
わけではありませんが、

 

本日のAlexaの戦略ニュースから、
スマートスピーカーの存在を
知った時のことを
思い出してみました。

 

仕事のために
ということもありますが、
世の中の新たな動向には
敏感でいたいと思います。