2018.9.7 ozawa

NHK『ガッテン!』乳がん検診よびかけの切り札、圧着はがきが素晴らしい!

 

 

印刷・WEB・ITで
お客様の「伝えたい」をデザインする会社
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

一昨日(2018年9月5日)放送の、
NHK総合の番組『ガッテン!』

 

皆さん観ました?

 

「86万人の自宅に届く!乳がんで死なないための
切り札をあなたへ」

 

というタイトルで、乳がん検診受診
の呼びかけをしていました。

 

テーマが乳がんなので、
男である自分としては、
気楽な気持ちで観ていました。

 

しかし、

 

なんだか今日は違うぞ
となっていき、

 

圧着はがきを使って、
乳がん検診に行っていない
40歳以上の女性に案内を届ける。

 

という話になり、

 

これはなんだか、いつもと違うぞ、
おもしろいぞ、
となっていきました。

 

圧着はがきとなれば、
我々の仕事の領域なので、
ぐんぐん話に引き寄せらてしまった
ということです。

 

簡単にそこまでの話を解説します。

 

毎年1万人以上の女性が乳がんで
命を落としている。

 

この40年で、乳がん罹患者は、4倍に増えている。

 

この話も驚きでした。

 

早期発見で95%の確率で治るのに、40歳以上の乳がん検診の受診率は45%

 

半分以上の方が、乳がん検診に
行っていないことに。

 

国立がん研究センターの
保健社会学研究部では、

 

がん検診の受診率を上げるために、
さまざまな研究や施策の開発を行ってきた。

 

その1つが、今回紹介された
圧着はがきだった。

 

ということなのです。

 

10年かけて、どうすれば乳がん検診の
受診率を上げることができるのか、
研究の末、切り札となったのが、
この圧着はがき。

 

乳がん検診の大切さを
どうにか伝えたいと、選ばれたのが
圧着はがきだったということになります。

 

何でもスマホの時代に、
圧着はがきが活躍しているという話に、
心が躍りました。

 

送り主である地方自治体が、
仮に住民のメールアドレスを知っていて、
メールで案内を送ることができたとしても、
圧着はがきの方が良い結果がでる!

 

そう確信できる圧着はがきが
紹介されていました。

 

デジタルの中の情報ではなく、
紙という現物が届いた方が、
メッセージとしての重さがある。

 

 

紙面に考え抜かれた構成とコンテンツ、
それを伝えるためのデザイン。
紙媒体の力は、侮れません。

 

そして、紹介されていた
この圧着はがきがすごかった。

 

これだったら、受け取った人の多くが
検診に足を運ぶだろうなと思いました。

 

「分かりやすく伝える」ことを
我々も日常の仕事として
取り組んでいるので、

 

とても勉強にもなりました。

 

そのため、その圧着はがきを
ここでも紹介します。

 

圧着はがきにも種類があるのですが、
これはZ折タイプの圧着はがきです。

 

当然ながら圧着はがきを
開いた時の紙面です。

 

 

表面の左下に「OPEN」とあります。
表面の一番左が宛名面です。

 

ここを開くと、表面ではなく、
裏面の中央と右側の面が
見開きででてきます。

 

そこは導入として、
「近年、日本人女性の11人に1人が乳がん
にかかると言われています。」
と自覚を呼びかけ、

 

その隣で、
「乳がんは早期発見で95%以上が治癒します」
と、早期発見の重要性を伝える。

 

イラストと、数字を使って分かり易く
端的に伝えるべきことを伝えています。

 

これだけで、もう「行かなくちゃ」と
なってもおかしくない。

 

さらに、裏面を開くと、
「マンモグラフィはこんな検査です。」
と検査に対する不安を軽くする情報。

 

イラストを使って、
検査は5秒であると伝えています。

 

たったの5秒なら
と思いますよね。

 

最後に、お金の話。
これが、裏面に。

 

宛名面をひっくり返せば裏面なので、
裏面を開かなくても目に入る
面で紹介されています。

 

意図的ですね。

 

無料とか500円で受診できると
案内すると、安くて、質の高くないものでは
ないかと思われてしまうため、

 

検査費用の本来の金額を書いた上で、
助成金があるから
安く受診ができることをアピール。

 

その上、「今回の受診期間」ということで、
締切り期間をあえて設け、

 

 

 

通販番組のような工夫をしている。

 

この手法は、我々もよくやります。

 

一番下に連絡先を掲載し、
アクションにつなげる
というストーリーです。

 

圧着はがきは郵便はがきと
同じ郵便料金なのに、
今回のタイプのものでいえば、
3倍の情報を掲載できます。

 

それを有効活用できたのが、
この圧着はがきですね。

 

どんな情報を、どう伝えれば、
人が動いてくれるのか?

 

日々の我々の課題でもあるので、
痛いほど分かるのですが、

 

そうとう検討を重ねて、
練りに練って作り上げたのだと思います。

 

完成度が高い、
素晴らしい圧着はがきだと
思いました。

 

圧着はがきだけに注目して、
紹介しましたが、

 

今回の番組は、大きなプロジェクトの
一環だったようで、
それはそれで、マーケティングという
意味で興味深ったので、

 

それは、また紹介しますね。