![]() |
| 自己紹介 |
|---|
| はじめまして はじめまして。ヂヤンテイシステムサービスDTP研修生1号です。 すこし前までオタク雑誌の編集を2年やっていました。その後私立図書館でアルバイトをしながら半年ほどフリーでイラスト、デザイン、オタク系ライターの仕事をしてからここに来ました。フリーでの仕事はほとんどがIllustratorを使っての雑誌・広告・web用のイラストです。 マックと出会ったのは雑誌編集者時代。私より数ヶ月遅れて会社にPowerMac9500がやってきました。写真もレイアウトもいっさい外注に出すことのない弱小出版社がそれまでどうやって本を作っていたのかというと、JGというwin3.0用のレイアウトソフトとワープロ。版下用紙に紙や写真(カッターで切って!)を貼って貼って……という状態。定期刊行物を出すことが決定し、マック導入に踏み切ったというわけです。マックを見る社内の人々はテリトリーを侵された動物のように恐る恐る敵に近づいていき、そういう中ですっかり自己流の(しかも実用的でない)マック操作術を身につけてしまったのでした。営業管理にもホームページ作りにもなくてはならないツールでしたがもともとイラストの外注もコッソリ受けていた私には、筆もパレットも汚さずに絵が描けて直線が綺麗に引けるこのマシンをすっかり気に入り、とうとう自宅にも導入。異動を機にフリー生活に突入。そして今はここで修行の身というわけです。 |
研修生に応募したきっかけ 駆け出しフリーランサーの常として営業は重要。ネットを検索しているうちにヂヤンテイクリエーター登録を知り恐る恐る登録はしたものの、正直デザイン、DTP方面ははなはだ不安。job登録を見ても「プロとしての仕事」の一文に「やっぱダメかも」と仕事を受ける自信もないまま指をくわえつつ奮起して自習をしたり。そこに研修生募集のお知らせが!「思った以上にレベルが低い」。ああ、私のことだぁ。コレは応募しないわけにはいくまい。「プロ」としてのデザイン、それこそ雑誌時代からどうにか身につけたいと願っていたもの。本からだけは吸収できないものがそこにあるはず。お金をもらって勉強できる機会を作ってくれるなんて素晴らしい! というわけで応募に至り、今はこうして晴れて研修生の身分とあいなりました。 ![]() |
| 日記:第1期生 石川 波子(仮名) |
|---|
| ■■■ 日記タイトル一覧 ■■■ |
|
7月27日(77日目)2色ものの恐ろしさ 7月13日(70日目)DICの色指定・色変更(小ワザ6:IllustratorのDIC指定)(小ワザ7:DICの色の変更) 7月6日(63日目)Quarkデータのプリンタ出力 6月29日(56日目)本当の実力とは 6月15日(42日目)歩みは亀でも着実に(小ワザ5:PhotoshopからIllustratorへのパス出力) 6月5日(32日目)サムネールって?!(小ワザ3:Photoshopのパス)(小ワザ4:写真の切り抜き) 5月25日(20日目)締め切り迫る!!作業時間との戦い 5月22日(17日目)中味の薄い原稿にどぎまぎ 5月13日(8日目)直しやすいデータで時間ロスを減らす 5月11日(6日目)習うよりも慣れろ!「表組のポイント」(小ワザ1:表組)〔小ワザ2:文字ボックスの利用) 5月8日(3日目)とにかく観察 5月7日(2日目)原稿の正しい読み方 5月6日(初日)目からウロコ |
7月27日(77日目)<2色ものの恐ろしさ>2色の印刷物に写真を配置する。この間教わった方法ではphotoshoのデータの色までは変更がきかない。これはどうすればいいんだろう。 Photoshopで配置する画像データを開くと、グレースケールになっている。このままIllustratorに配置しても画像はグレーだ。このまま出力すると2色プラス墨版のフィルムができてしまう。 (小ワザ7:2色の写真をつくる) photoshopで画像モードをダブルトーンにする。ダブルトーンのダイアログで、使う色を選択する。そうすると選択した色のトーンの濃淡に画像が変わる。おもしろい。 この時に色の名前に注意しなければいけない。Illustratorで使っているカスタムカラー名とまったく同じにしておかないと、同じCMYKの配合でも出力時には違う色と認識されてしまうので、余分な版が出てきてしまう。Illustrator側で新しく色の名前をつけかえた時は特にまちがえやすい。 今度の変更にはグラデーションとKPTのフィルタもある。この部分も怖い。 (注意:2色ものグラデーションの色設定) KPTで3D変換フィルタを使った時も同様だ。プロセスカラーのオブジェクトができないようにするには、KPTのインターフェースからアンビエントのダイアログでオブジェクトの色で設定してフィルタを実行する。 |
7月13日(70日目)<DICの色指定・色変更>2色刷りの印刷物をIllustratorで直し。これは全く未経験。DICの色はカスタムカラーにあることまではわかるけれど、どうすれば欲しい色を使えるのかがわからない。はて。 教えていただきました。 (小ワザ6:IllustratorのDIC指定) ファイルメニューから「開く」(コマンドO)でフォルダ「Adobe Illustrator」を選択 そしてペイントパレットのカスタムカラーを開くと、まあ、こんなに色がたくさん! 感動。カラーチップの色を使うにはこうすれば良かったのか。ほかのカスタムカラー同様クリックすればCMYKの配合も出てくるではないですか。不謹慎だけど楽しい。色がたくさん並んでるのを見るだけで幸せな気分。 さて、2色のうちの1色を別の色にするという直し。 (小ワザ7:DICの色の変更)
色の名前も新しい色番号に変更する。前の番号のままでは混乱してしまうからだ。 トンボの外側に使用しているDICカラーの番号を文字で入力しておく。 この方法で変更すると確実に全部の色が変わるので安全だ。オブジェクトを一つずつ選択して色を変えていたのではもとの色が残ってしまう可能性がある。1カ所でも予定の2色以外の色が指定されていると、分版出力をする時に余分なフィルムが出てきてしまう。これは時間的にもコスト的にも大きな無駄。 念のため全ての色がきちんと変更されているかどうかの確認もする。 |
7月6日(63日目)<Quarkデータのプリンタ出力>メディアステーション(出力センター)からの仕事でIllustratorのデータをQuarkに読み込んで面付けをする。 最終的にA5変形の冊子になる予定という出力依頼が、見開き単位でデータが作成されているのでそのままフィルム出力したのでは版下にならないのでした。変形なので面付けもややこしい上、持ち込まれたデータにはトンボもついてない。Quark側で面付け用のドキュメントを作成。これは横長のドキュメントとなる。 それにしてもトンボのないデータの面付けは厳しいものがある。見開きの中心線も入っていないんだもの。少し前なら自分もこんなデータ平気で作ってたかもと思うと冷や汗。 このデータはWindowsのIllustrator7.0で作成されたもの。最初Illustrator5.5で開いたら、目立つ部分の塗り設定が変わってしまっててビックリ。7.0では見本通りに画面出力されているのを確認して一安心。Ver.違いのデータの互換性については疑ってかからないといけないと身を持って知りました。 あともう一つ。アウトライン化していないフォントは違う書体に置き換わってしまってました。以前出力センターに依頼したデータでコレをやって泣いたことがあります。ツライです。要注意。 Quarkデータのプリンタ出力について教わったこと
|
6月29日(56日目)<本当の実力とは> 初夏です。半袖の季節です。ポロシャツ特売のチラシです。 サイズはB4。4色カラー。案を2枚。使用する写真とロゴは指定。大きさは自由。ポロシャツの色見本、サイズ表は指定の形に作る。 こんな日は冷たいものがうれしい。ときどき社長が全員にアイスをおごってくれるのです。おいしーい。 |
6月15日(42日目)<歩みは亀でも着実に> おそまつながらもお客様に見てもらった書類が帰ってくる。画像をいくつか要変更。足りない部分もまだまだ残ってる! 焦ること焦ること。焦ったところで手は早くならないのにね。 (小ワザ5:PhotoshopからのIllustratorへのパス出力)
いろいろ伝授してもらえると自分がバージョンアップしたような気分。いや、気分だけじゃ困る。中身も追いつかなくちゃ。
こういうことがいちいち嬉しい。
予定よりもはるかに長い時間を費やしてどうにか形になっていく。 |
6月5日(32日目)<サムネールって?!>(小ワザ3:Photoshopのパス) 写真を切り抜いて使いたいものがある。 常にオプションキーを押しながら作業するような状態になる。 (小ワザ4:写真の切り抜き)
切り抜き終わった画像をIllustratorに配置したら嬉しくなった。 「文章が足りない部分はサムネール、写真が決まっていない所はアタリでもいい」 適当な文章をコピー&ペーストして使って出したら注意された。 ここで「サムネール」についてのお話が。
なぁるほど。オーストラリアの書類にニュージーランドの説明文入れたら確かに紛らわしいわ。反省。それにしても書類は未だサムネールだらけ。 |
5月25日(20日目)<締め切り迫る!!作業時間との戦い> 金曜日の続き。書類の締切が迫っている。オーストラリア豆知識がたまってもアウトプットできないんじゃ話にならない。 作り込みが進んだ段階からでは直しようがなくなるので、だいたいの形ができたらプリントアウトして検討するように再三の注意。ところがその「だいたいの形」すらわからない。あまりにも素人。結局大幅な手直しを入れてもらって方向性が決まった。 表紙→主催者(学校長)挨拶(2ページ目)→旅行日程→(3ページ目)→研修生受け入れ学校の紹介(4-5ページ目)→訪問地についての案内(6-7ページ目)→旅行条件(裏表紙) 全体像はつかめても、各ページ内でのバランスやメリハリも作っていかねばならない。それに伴う作業量も自分ではまだまだ測れない。何にどれくらい時間がかかるのか把握できなければ、うっかり仕事も受けられない。個々の作業を早くできるようになるだけでなく、これも大事な課題です。 最初に渡された資料から使用する写真数点をメディアステーションにスキャニング依頼。オーストラリアのCD-ROM写真集を開く。写真を見てもどこがどこなのかサッパリわからない。ガイドブックとてらし合わせて確認。画像データを数点落として、グレースケールにモード変換してEPS保存。行く道は果てしなく遠く思える。なのになぜ。 現地の説明をするために地図も必要だ。オーストラリア全土はCD-ROM素材集からひっぱってくる。問題はさらに細かい地図。 |
5月22日(17日目)<中味の薄い原稿にどぎまぎ> オーストラリアホームステイのパンフレット用の原稿を渡される。素材の少なさにビックリ。旅行日程表と現地の学校の学校案内、学校所在地の地図。これで表紙を入れて8ページのパンフレットを作るという依頼。 いったいどうしたらいいのだろう。 「お客さまから仕事が来る時はだいたいこれくらいの内容しか来ない。これをいかにアピールするものを作るか良く考えて」 この間送られてきたクリエイターズバンクの人が作ったニュージーランドホームステイのデータを参考に、オーストラリアのガイドブックと原稿を交互ににらんでウンウンうなる。紙に全体の流れの構想を作って、必要な素材はなにか考える。気持ちは焦るばかり。 「考えてるだけじゃ進まないぞぉ!」と背後から声。 書類の作るときの考え方、コンセプトワークについてからレクチャー。
楽しい感じを演出しつつ、くだけすぎない作り方が必要だ。 ここまでが全体の方針。コンセプトワークという、仕事にかかる前に最も重要な部分だ。ここが甘いと途中から大幅な変更が必要になるようなミスにつながる。 この日は軽いパニックに陥った脳味噌をたずさえて帰宅。 |
5月13日(8日目)<直しやすいデータで時間ロスを減らす>事務所に常駐していると、ひとつの仕事の途中に直しなどの細かい仕事が入ってくる。直しの仕事はほとんどが即やらなければ間に合わない。データを作って確認してもらうとすぐに営業担当がクライアントさんに持って行く。後ろで社長を待たせながら仕事をするってドキドキ! 編集の時も印刷屋さんを待たせながら良く仕事してたっけ。焦るとロクなことにならないんだなぁ。原稿こういう時の仕事って、いつだって不安。通信のおかげでデータのやりとりの効率はずいぶんアップしたけれど、現場ではその時間も惜しい。直しやすいデータを作らなければ、こういう時にもロスが出る。 ところでヂヤンテイグループには、この事務所から歩いてすぐの場所にヂヤンテイメディアステーションという出力センターがある。カラーの仕事はメディア(通称)でAカラー出力して確認後フィルム出力。フィルム出しの段階でミスを発見するのはイタイ。 |
5月11日(6日目)<習うよりも慣れろ!「表組のポイント」>あっという間に2週目。休みの間にIllustratorの参考書をめくって、文字編集のあたりを復習してみた。紙の上でだけよりも実践が伴うと断然覚えが早い。頭の中身が理論的にできてないのだから、習うよりも慣れなければ。 (小ワザ1:表組) 表組中心の仕事が来た。表の上の段と下の段の間に必要な線を引いて均等配置をしていたら、ブレンドしたほうが早いというアドヴァイス。なるほど。部品作りばかりしていると、オブジェクトの変形にばかり使いがちなツールだった。 (小ワザ2:文字ボックスの利用)
この方法だと直しが出た時の訂正が楽だ。ほかのデータを直しながら学習できたこと。同じフォーマットで原稿にして70枚、書類だと19枚。数字の入力は単調なだけに間違いがないよう気を遣う。特に小数点以下の数字が出てくる時は右寄せでは桁がそろわなくなってしまうのでスペースまたはトラッキングでの調整が必要。 |
5月8日(3日目)<とにかく観察> またデータが送られてきた。旅行のパンフレット。全8ページ、隙なく構成されている。プリンタにインストールされていないフォントの関係で若干文字化けした箇所以外は手を加えないことになった。こういうデータはつぶさに観察するととても勉強になる。一人きりで仕事をしているとこうはいかない。 |
5月7日(2日目)<原稿の正しい読み方> 2日目。出社したら昨日のデータを社長が作り直したものができあがっていた。全体のメリハリ、ページの組み方が昨日の段階とは見違えるようだ。プロフェッショナルの仕事は早い。 次の仕事は衣料メーカーのカタログ用サンプル用紙。同じようなフォーマットで15枚。昨日教わった通りにマージンなどのフォーマットを作る。書道の時に硯で墨をする心境のようで気持ちいい。今度はもともとの寸法が決まっていたのであまり悩まず進む。社長の大きな声でOKを出されると、とても気持ちいい。 |
5月6日(初日)<目からウロコ> 連休明けから意気揚々と電車に乗り込む。朝から勤務というのいうのもひさしぶり。 そこから後は目からウロコの連続。基本中の基本のトンボとマージンのとりかたから丁寧に教えていただきました。
さて、気持ちをあらためて本格的に作業に。少しはマシになったかも。再提出。 「ずいぶん良くなったじゃない。でも全体的にスッキリしすぎだな」というわけで、フォントを変えるなどの具体的な指示。 さすがに的確なアドヴァイス。最初のものに比べればずいぶん見られる段階になった。うれしい。 さて次にMOを手渡されてチェックを入れる。さっき作った書類と同じシリーズのもので、クリエイターズバンクの人が作ったQuarkのデータだ。当然自分で作ったものとはデザインコンセプトがかみあっていなくて、単品ならともかくシリーズとしては統一感を欠いてしまう。さらに同シリーズの別書類がメールで送られてくる。さてどうしよう。悩んでいる間に1日が終わってしまった。 |