2018.10.10 ozawa

「就活ルール」が変わり、中小企業ができること。

 

 

印刷・WEB・ITで
お客様の「伝えたい」をデザインする会社
ヂヤンテイシステムサービスの小澤です。

 

経団連が2021年春採用からの
就職活動の指針廃止を決めました。

 

方針は示されていたため、
正式決定したということでしょう。

 

この「就活ルール」60年以上
続いてきたというのだから驚きです。

 

経済界主導の「就活ルール」に
終止符が打たれることになりましたが、

 

そもそも経団連が策定していくものではないと、
経団連の中西宏明会長が言ってましたね。

 

ついこの間、大学3年生と話をしたのですが、
「就活ルール」廃止の話が耳に入っていない
ようでした。

 

彼は、来年の3月から就職活動をする
と言ってましたが、

 

現在の大学3年生で、現在の「就活ルール」が
最後となるため、ギリギリセーフ。

 

今の大学2年生から、通年採用の中の
就職活動になるのでしょう。

 

この決定について、
企業、大学、学生と様々な意見が
飛び交っていますが、私は賛成です。

 

「日本ならではの新卒一括採用」は
よく批判されていますが、

 

一旦やめてみることで、
こうして議論が沸き起こり、

 

グローバル化の中の
新しい日本のやり方を模索すれば
良いのではないかと考えます。

 

しかるべき時がきたら
お揃いのリクルートスーツを着て、
SPIやら、就活対策をしてと、

 

受験勉強の延長線のような横並びの動きに
とても違和感を覚えます。

 

専門学校では入学したらすぐに就活です。
専門学校を選択した時点で、
就職が前提であり、

 

概ね2年間の修学期間なので、
入学式前後のオリエンテーションから
就職に向けた指導が始まります。

 

大学生も1年のときから就職活動をする。

 

これが1つの案だと思います。

 

職業に対する意識、
仕事をする意義、
キャリア形成など、

 

早くから意識することになり、
学問をする意識も変わるのではないか
と思われます。

 

もう1つは、大学卒業後1年経過しないと
採用できないようにする。

 

大学は学問の府なのだから、
在学期間は、しっかりと勉学に励む。

 

卒業後は、自分の将来のために
すべきことを考えて活動する。

 

海外に行く、ボランティアをする、
アルバイトをするでも、

 

目的意識を持って活動し、
そこから得た答えを持って
就職活動をする。

 

大学にも、企業にも所属していない
期間をつくり、自分を客観視する時間をつくる。

 

個人的には、
学生時代に夢中になるものがあって、
就活どころではなく、

 

卒業してもやりたいことをやっていたので、
就職のタイミングを逃してしまった
という人が好きです。

 

採用面接で、以前こういう方がいました。
一流大学を卒業したにもかかわらず、
自分が何をしたいのか分からず、

 

分からないまま就職するのは、
企業に失礼だからと、30過ぎまで
アルバイトをしていたという人。

 

とても真面目であり、純粋であり、
個人的に、このような若者の気持ちが
よく分かるのですが、

 

少しでも興味がありそうなことを
まずはやってみた方が良かったねと、
伝えました。

 

とりあえず就職して、一生懸命取り組めば、
新たな自分が見つかり、新しい展開だって
待っています。

 

とりあえず就職じゃ、企業側も困りますが、
長期間かけて採用しても、

 

新卒の3分の1は、
就職後3年以内に離職しているのが
現状のようです。

 

学生も就職活動は大変ですが、
企業側も採用活動にものすごい
労力をかけています。

 

何年か前に就職試験を有料にするという
企業の話題があったのも、
「とりあえずエントリー」を防ぐのが目的でした。

 

お互いにそれだけ労力をかけて、
3年以内の離職という結果になって
しまうのであれば、

 

「就活ルール」や就活の方法を
今一度検討してみる良い機会だと思います。

 

そんなミスマッチを防ぐために
企業側ができることは、
インターンシップでしょうか?

 

しかし、中小企業だと、
インターンシップの受けれ入れにも
労力が割けないところが多いと思います。

 

そうすると、会社案内サイトに、
しっかりした採用情報ページをもつこと。

 

リクナビ、マイナビなどの
採用サイトの情報は、
横並びのカタログようなので、

 

自前の採用情報ページが
あった方がいいでしょうね。

 

当社も反省しなければいけませんが、
そこで、必要な人財像をしっかり伝え、
先輩社員の声を伝えること。

 

今では、動画を使って、
採用活動をしている企業も
増えているようです。

 

人手不足なので、こういことまで
視野に入れる必要があるのかもしれません。

 

最後に、低予算でどこの企業でも
できることは、

 

ブログで思いを伝えていくこと。

 

ある企業では、採用条件の一番最初に
「自社のブログで共感できる」
という条件を入れています。

 

事前にブログを見ていれば、
マッチする確率が高くなります。

 

採用目的でオウンメディアを運営している
会社もあるほどです。

 

それほど、人材不足が現実問題として
響いているとも言えます。

 

採用に限らず、企業との初めての取引を
する場合、その会社のことを知るために、
ブログがないかなと思うことがあります。

 

会社案内サイトに書かれていることを
読んでも、良いことしか書いていないので、

 

もっと肉声というか、等身大の姿のような
ものに触れて、共感を得た上で
取引したいと感じてしまいます。

 

そのために、
その会社のブログを読みたいのです。

 

結局、ここに行きつきますが、

 

中小企業は、
採用のためにも、取引のためにも、
まずは、ブログ!

 

いかがでしょうか?